堤真一:ドラマ10「舟を編む」に登場 「死神」と呼ばれる新社長役も「辞書をおもわず買ってしまいました」

連続ドラマ「舟を編む ~私、辞書つくります~」で玄武書房・新社長を演じている堤真一さん (C)NHK
1 / 5
連続ドラマ「舟を編む ~私、辞書つくります~」で玄武書房・新社長を演じている堤真一さん (C)NHK

 俳優の池田エライザさんとロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎さん共演の連続ドラマ舟を編む ~私、辞書つくります~」(NHK総合、火曜午後10時)に出演する堤真一さん。7月22日に地上波放送される第6話から玄武書房・新社長を演じている。「原作と脚本を読んで、辞書をおもわず買ってしまいました」と話す堤さんが、ドラマの印象や辞書との思い出を語った。

あなたにオススメ

 ドラマは、三浦しをんさんのベストセラー小説を原作に、辞書編集部に異動してきた若手編集社員・岸辺みどりの視点から、辞書作りに取り組む人々の情熱を描く。野田さんは、原作の主人公で、超がつくほどの生真面目人間の辞書編集部主任・馬締光也(まじめ・みつや)を演じる。6月17日から同局の「ドラマ10」枠で地上波放送されている。

 堤さん扮(ふん)する五十嵐は、みどりや馬締たちが勤める「玄武書房」の新社長。経営面から、デジタル化を推奨し、紙の雑誌などを次々と廃止に追い込むことから、「死神」と呼ばれている。そして、その矛先は、中型辞書「大渡海」にも……。

 五十嵐はドラマのオリジナルキャラクターで、堤さんは「普段は原作をあまり読まないのですが、今回は途中参加だったので読んだら、原作には自分の役が出てこなかったんです(笑)」と明かす。

- 広告 -

 「でも、脚本が素晴らしくて、これは役者さんが大変だな、と思いながら読んでいました」といい、「とても良い作品なので、ぜひ見てください」と視聴者に呼びかけた。

 また「辞書を作るって大変な仕事で、常に言葉にとらわれて生きてる人がいて、そのこだわりの中で生まれてくるものがあると思いました。原作と脚本を読んで、辞書をおもわず買ってしまいました」と告白。

 さらには「父が生きているとき、必ず『広辞苑』をかたわらに置いていて、父に何か質問すると『自分で調べろ』とよく言われていたことを思い出しました」と語った。

写真を見る全 5 枚

テレビ 最新記事