緊急取調室 (2025)
第7話 赤い殺意
12月4日(木)放送分
俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第29回「江戸生蔦屋仇討」が、8月3日に放送され、ラストシーンに登場した青年の姿に視聴者がざわついた。
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「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。
第29回では、蔦重(横浜さん)は政演(古川雄大さん)が持ち込んだ“手拭いの男”の絵を使った黄表紙を作りたいと戯作者や絵師たちに提案する。
そこに鶴屋(風間俊介さん)が現れ、大当たりを出すなら、京伝先生(政演)を貸すと申し出る。政演は草稿を考え始めるが..….。一方、 意次(渡辺謙さん)は、東作(木村了さん)が手に入れた松前家の裏の勘定帳によって、蝦夷地で松前家が公儀に秘密裏で財を蓄えていた証拠をつかみ、上知を願い出る準備を始める。
やがて蔦重たちの黄表紙「江戸生艶気樺焼」が完成。仇気屋艶次郎の物語に、誰袖(福原遥さん)も笑顔を取り戻す。
そして迎えたラストシーン、空前の大ヒットとなった「江戸生艶気樺焼」を手にする青年の姿が。青年が「仇……」と意味ありげにつぶやいたところで同回は終了した。
青年の“正体”は、井上祐貴さん演じる松平定信。松平定信は、財政難と風紀の乱れに直面する幕府の再建を託され、11代将軍・徳川家斉(城桧吏さん)の下で老中首座に就任。田沼意次の華やかな商業重視政策とは対照的に、倹約の徹底、農村復興、風紀の粛正、朱子学の奨励など「寛政の改革」を断行。町人文化にも厳しく、洒落本や黄表紙の出版統制を強化。蔦重の出版活動にも大きな影響を及ぼす。
田安賢丸時代は寺田心さんが演じた。
SNSでは「えっ、誰」「どなた?」「最後の人。誰?」「今のが松平定信公?」などと視聴者は反応。「定信登場!」「ぐへぇ松平、来たか!」「めっちゃ真顔でこのコメディ作品を読む、おとな松平定信」「定信くるー」「来週から松平定信本格始動ですかのぉ」といった声も上がった。
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