べらぼう:いまやすっかり人気者!? 矢野聖人“丈右衛門だった男”今度は米騒動扇動 「きたー!」「出た!」視聴者沸く

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第32回の場面カット (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第32回の場面カット (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「新之助の義」が、8月24日に放送され、矢野聖人さん演じる「丈右衛門だった男」の活躍(?)が描かれた。オープニングのタイトルバックで名前が出た瞬間に視聴者から「丈右衛門だった男が出るー!」「丈右衛門だった男、きたー!」といった声が上がるなど、いまやすっかり人気者だ。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第32回では、御三家は新たな老中に定信(井上祐貴さん)を推挙する意見書を出すが、田沼派の水野忠友(小松和重さん)や松平康福(相島一之さん)は、謹慎を続ける意次(渡辺謙さん)の復帰に奔走し、意次は再び登城を許される。

 そんな中、蔦重(横浜さん)は、新之助(井之脇海さん)を訪ねると、救い米が出たことを知る。蔦重は意次の対策が功を奏したからだと言うが、長屋の住民たちから田沼時代に利を得た自分への怒りや反発の声を浴びせられてしまい……と展開した。

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 ある日のこと、救い米が出る日が先延ばしになったことで、長屋暮らしで貧しい新之助たちと幕府の役人たちの間で揉め事に。ここで突然、“ボロをまとった男”が「犬を食えとは〜」と奇声を発する。

 そばにいた「丈右衛門だった男」は、「まことか!? まことにそんなことを言われたのか」とわざと大きな声で確認すると、“ボロをまとった男”は「そこのお侍さんが」と役人を指差し、一気にその侍は悪者に。侍は「言ってはおらぬ!」と否定するも、「丈右衛門だった男」は、慌てる侍ににじりより「随分と色艶もおよろしく、さぞ腹いっぱいめ飯を食われておるのでございましょう! けど俺たちには犬を捕まえて食えと! 食えと〜!」と怒りをぶつけるフリをして、騒動を拡大させた。

 これは事を荒立てたい「丈右衛門だった男」と“ボロをまとった男”の芝居で、唯一、蔦重だけが怪しんだものの、周囲は「丈右衛門だった男」の言葉に煽られ、冷静さを欠く者ばかり。

 SNSでは「出た! だった男ー!」「出たな、丈右衛門だった男」「情報操作きたよ」「またあのプロ市民が」「また暗躍してる」「また『だった男』が扇動している!」などと視聴者は盛り上がった。

 また“ボロをまとった男”の正体は一橋治済(生田斗真さん)で、「さっきの生田斗真?」「一橋様 自ら!」「一橋様ご本人が演技とは」「治済、現場にまで来るんか」「まさかの一橋治済公かよ」「治済自ら現場に出てくるとかアグレッシブすぎない?」「斗真…怖え」といった感想も次々と書き込まれた。

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