映像の世紀バタフライエフェクト:「シリーズ昭和百年」3回目 9月8日はなりふり構わず突っ走った高度成長の悲しき熱狂の記録

第3回「高度成長やがて悲しき奇跡かな」のキービジュアル
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第3回「高度成長やがて悲しき奇跡かな」のキービジュアル

 NHK総合の「映像の世紀バタフライエフェクト」(月曜午後10時)は9月8日、「シリーズ昭和百年」(3回シリーズ)の第3回「高度成長やがて悲しき奇跡かな」を放送する。日本の奇跡と呼ばれた高度成長を取り上げ、「明日は今日より豊かになる」と信じて突き進んだ熱狂の時代を描く。

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 昭和30年から18年間、日本は毎年10%近い成長を続け、給料も目に見えて上がった。しかし豊かさの代償は大きかった。企業では長時間労働が常態化し、東京は急激な人口流入でゴミがあふれ、川は悪臭を放った。東京五輪に向けた突貫工事が始まると、人命軽視の事故も頻発した。経済至上主義は、生活環境を犠牲にしながら突き進み、各地で公害も発生した。犠牲になりふり構わず突っ走った高度成長の悲しき熱狂の映像記録になっている。語りは 糸井羊司アナウンサー。

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