探偵!ナイトスクープ:父親の形見は「戦場に持って行った」エロ写真100枚超!?  依頼者「歴史的価値調べ、しかるべき所に寄贈したい」

9月12日放送「探偵!ナイトスクープ」から(C)ABCテレビ
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9月12日放送「探偵!ナイトスクープ」から(C)ABCテレビ

 視聴者から寄せられた奇想天外な頼み事や、心配事の相談を「探偵」たちが体当たりで解決する人気バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ、金曜午後11時17分)。9月12日は、真栄田賢探偵が「戦場帰りの父が遺したエロ写真」を調査した。佐藤二朗特命局長、竹山隆範局長補佐、増田紗織秘書が出演した。

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 依頼は、京都府の女性(67)から。女性の父親は30年以上前、77歳で亡くなった。当時、母親と一緒に遺品の整理をしていると、タンスの奥からとんでもないものが出てきた。何と、とてもとてもいやらしい写真の束。あられもない姿の女性たちの古い写真が、100枚以上出てきた。

 母に尋ねると、生前の父親から「この写真は、戦場に持っていった大事なもの」と聞かされていたようだ。父は大正3(1914)年生まれの兵役経験者だった。ビルマ戦線でマラリアにかかり、死体置き場から九死に一生を得て生還してきた、というすさまじいエピソードの持ち主でもある。

 そんなこともあって、捨てるにはちょっとしのびない写真だと思い、家に置いていたのだが、私も身辺整理を考える年齢になり、今、改めて処置に困っている。そこで、このいやらしい写真の歴史的な価値を調査してもらえないだろうか。どこか、しかるべきところに寄贈できれば、父も浮かばれると思う、というもの。

 約100枚の衝撃写真は、父の戦場での心の支えだったと伝え聞いているという。しかし、戦地での話は口ごもっていた父。そこで、兵籍簿の歴史や読み方を探求する専門家と、性風俗の研究家、それぞれに調査を依頼した。さらに、同じ戦場で戦っていたという105歳の方を訪ねてみた。すると、2人の専門家から想像だにしなかった事実が明かされる。戦争体験を通して生きることの意味を問い、笑って泣ける「生」と「性」の記録だ。

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