相棒:season24初回10月15日スタート ゲストに片岡鶴太郎と余貴美子 共に水谷豊と35年ぶり共演 ファンミも

「相棒 season24」の場面カット=テレビ朝日提供
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「相棒 season24」の場面カット=テレビ朝日提供

 俳優の水谷豊さんと寺脇康文さんが出演する人気刑事ドラマの新シーズン「相棒 season24」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の初回が10月15日に放送されることと、初回拡大スペシャル「死して償え」のゲストとして、片岡鶴太郎さんと余貴美子さんが出演することが9月19日、解禁された。2人共、水谷さんと35年ぶりの共演となる。

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 2000年6月に土曜ワイド劇場で誕生した「相棒」は、前シーズンで通算446回に到達。今年でついに“四半世紀”を迎える。season24の初回スペシャルの脚本は、シリーズ“生みの親”の輿水泰弘さんが担当。人間国宝の講談師を巡る殺人事件が描かれる。講談の世界が題材となるのはシリーズ初めてで、芸の極致にたどり着いた名人と、名人を取り巻く複雑な人間模様、時代を映し出すような業深き事件を、「相棒」らしい娯楽性と社会性を織り交ぜて描く。

 人間国宝にして人情家の講談師、瀧澤青竜を演じる片岡さんは、水谷さんと1990年の「ザ・刑事」(テレビ朝日系)でタッグを組んで以来、35年ぶりの共演。「オファーいただき、とてもうれしい気持ちでした。水谷豊さんと35年ぶりの共演! ワクワクしました」と胸躍らせながら撮影に臨んだ心境を明かしている。難役にも「講談という新たな世界へ導いていただき幸甚でした」と話している。水谷さんも「ご縁があって、再びご一緒できるのは大変うれしいこと。今回は35年ぶりに同じ画面に映るということでワクワクしています」と同じく“ワクワク”という言葉で再共演の喜びを語っている。

 「相棒」初参加となった余さんは、検察官の最高位である検事総長、臥龍岡詩子を演じる。余さんは「やっとお声掛けいただき、大変ありがたくうれしく思います。以前より、事件の謎解きだけでなく、世相も反映して余韻が残る物語を見て、『相棒』のチームに入りたいと思っておりました」と、念願だったことを打ち明けた。片岡さんと同じく、水谷さんとは「ザ・刑事」以来35年ぶりの共演となる。余さんは「撮影現場での始まりと終わりには、まずお二人(水谷さんと寺脇さん)は、スタッフ、キャスト全員と、握手とごあいさつ! なかなかできることではなく、胸がキュンとなりました」と現場の一体感に感動した様子。

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 2018年の「黒井戸殺し」(フジテレビ系)などで共演経験がある寺脇さんは「余さんは普段はほんわかされているのに、芝居になるとトップまでギアが入る。今回も役に対する集中力は素晴らしかった」と演技に圧倒されたと話している。余さんが演じる詩子は、感情をまったく表に出さない冷静沈着な人物。15年前の事件の真実を掘り起こそうとする特命係の敵か味方か、その動向に目が離せない。

 ほかにも初回は、阿知波悟美さん、細川直美さん、しゅはまはるみさん、青柳尊哉さんらがゲスト出演する。

 初回のストーリーは、15年ほど前、講談師・瀧澤青竜(片岡さん)の屋敷で息子が殺害されるという事件が発生。破門になった元弟子が逮捕起訴され、すでに死刑判決が確定していたが、それが冤罪ではないかという疑惑が浮上。特命係は秘密裏に事件の再捜査をスタートさせる。青竜は人間国宝に認定されたばかりの“時の人”だったが、右京(水谷さん)は身分を隠して青竜の内弟子となり、屋敷に入り込むことに成功。薫(寺脇さん)もまた、別のルートで青竜一門に接触するが……。人間国宝の光と影、隠された事件の真相とは? そして、特命係の動きをつかんだ検察トップ検事総長・臥龍岡詩子(余さん)はどう反応するのか……と展開する。

 また、「『相棒 season24』ファンミーティング生配信」が10月12日に東京都内で開催されることが分かった。これまで、映画の舞台あいさつや「相棒コンサート」などで右京と薫が壇上に立つことはあったが、「ファンミーティング」という形でファンと交流するのは、25年の歴史の中でも初めて。参加者を募集中で、応募締切は10月1日午後11時59分まで。詳しい応募方法は番組公式サイトを参照のこと。ファンミの模様は、TELASAで無料ライブ配信。また、後日アーカイブ配信も予定している。また、TELASAでは「相棒」過去全シーズンを450作品以上を一挙配信中。

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