もしがく:三谷幸喜×菅田将暉の青春群像劇 第3話視聴率4.0% 「夏の夜の八分坂」シェイクスピアを書き換える久部

連続ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」の脚本家・三谷幸喜さん
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連続ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」の脚本家・三谷幸喜さん

 三谷幸喜さんが脚本を手掛け、俳優の菅田将暉さんが主演を務めるフジテレビ系の連続ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(もしがく)」(水曜午後10時)の第3話が、10月15日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯4.0%、個人2.2%だったことが分かった。

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 ドラマは1984(昭和59)年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷さんの青春時代の思い出を題材にしたオリジナルストーリー。若者文化の中心地として活気づく渋谷の片隅で、まだ何者でもない若者たちの苦悩と挫折、時に恋模様を“三谷ワールド”全開で描く。三谷さんにとっては25年ぶりのゴールデン・プライム帯民放連ドラで、演出は「コード・ブルー」などの西浦正記さんが担当する。

 菅田さんは成功を夢見る主人公の劇団演出家・久部三成を演じ、ミステリアスなダンサーの倖田リカ役で二階堂ふみさん、“三谷青年”をモチーフにした新人の放送作家・蓬莱省吾役で神木隆之介さん、渋谷にひっそりとたたずむ八分(はっぷん)神社の巫女(みこ)・江頭樹里役で浜辺美波さんが出演する。

 第3話は「夏の夜の八分坂」と題して放送。WS劇場の向かいに建つ古アパート・グローブ荘では、久部(菅田さん)が必死に台本を書いていた。シェイクスピアの「夏の夜の夢」を、WS劇場で上演するために書き換えているのだ。その姿を、新人の放送作家・蓬莱(神木隆之介さん)が見守っていた。

 リカ(二階堂ふみさん)は、久部が書き終えた原稿を読もうとするが、久部は異常なほどにガードする。そんな久部に対し「長いと客が飽きる」「出来るだけセリフは少ない方が助かる」などと2人は言いたい放題だった。すると久部はかんしゃくを起こし、書いていた原稿をビリビリに破ってしまい……と展開した。

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