注目ドラマ紹介:「緊急取調室」第5シーズン キントリ再結集 前代未聞の連続聴取!

「緊急取調室」第5シーズン第1話の一場面=テレビ朝日提供
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「緊急取調室」第5シーズン第1話の一場面=テレビ朝日提供

 天海祐希さん主演のドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第5シーズンが10月16日に始まる。脚本は井上由美子さん。初回は6分拡大放送だ。

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 都心地下に大規模蓄電施設を作る政府肝煎りの再開発計画を巡って反対の声が多発する中、工事の中心を担う関係者2人がペンチで撲殺された。反対派の人間の犯行では、との見方が強まる。

 警視庁「緊急事案対応取調班(通称キントリ)」解散後、特殊犯捜査係所属となった真壁有希子(天海さん)と、捜査一課管理官となった梶山勝利(田中哲司さん)は、工事請負企業の広報担当・辻本裕太(角田晃広さん)に話を聞くも、犯人特定には至らなかった。

 日本初の車いすキャスターとして人気の倉持真人(山本耕史さん)は、自身の報道番組で事件を取り上げ、政府を糾弾。上から目線の論調に視聴者から批判が殺到するも、どこ吹く風と、犯人を挑発する発言も。

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 倉持と同居していた父・磯貝信吾(竜雷太さん)が自宅で殺害され、第一発見者の倉持自身も襲撃される。凶器はまたもペンチで、先の事件との同一犯の可能性が浮上。警視庁はキントリの臨時運用を決定。新天地に赴いていたキントリメンバーの有希子、梶山、玉垣松夫(塚地武雅さん)、菱本進(でんでんさん)、小石川春夫(小日向文世さん)が再結集して捜査に乗り出す。

 倉持家の家政婦・時田史恵(峯村リエさん)の寝耳に水の証言もあって、被害者の倉持にも疑惑の目を向ける有希子は、倉持と別居中の妻・利津子(若村麻由美さん)の元へ。「事件のことは何も分からない」と主張する利津子のささいな言動に引っ掛かる。

 倉持と利津子、そして辻本、怪しさが拭えない家政婦の史恵という被疑者4人。有希子らは前代未聞の連続聴取をする。

 「緊急取調室」は、天海さん演じるたたき上げの取調官・真壁有希子が、凶悪犯たちと一進一退の心理戦を繰り広げる人気シリーズ。2014年に始まり、今年12月26日公開の「劇場版『緊急取調室 THE FINAL』」で完結する。

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