新婚さんいらっしゃい!:30歳の年の差夫婦 妻の母親は夫の友人 なれそめは“18年前の子守り”

10月19日放送の「新婚さんいらっしゃい!」から(C)ABCテレビ
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10月19日放送の「新婚さんいらっしゃい!」から(C)ABCテレビ

 藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。10月19日は、夫が藤井さんと同い年の53歳、妻は井上さんより2歳下の24歳という30歳差のカップルが登場する。

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 2人の住まいは香川県丸亀市。夫は市内でバーを営んでおり、妻は専業主婦として家庭を支えている。スタッフが訪ねると、寝室の布団は「くっついて寝るのでちょうどいい」らしい狭さ。就寝前に1日1個、夫が妻の「今日好きだったところ」を伝える決まり事があるという。

 30年以上も独り暮らしで、外食ばかりだった夫。妻と出会い、数十年ぶりに家でご飯を食べた。取材日の献立は、妻の母直伝のハンバーグ。愛情たっぷりで夫の大好物なのだそう。

 ラブラブな2人だが、キッカケは、妻の母と夫が友達だったこと。同い年だという妻の母と夫が知り合ったのは今から30年前、23歳のとき。妻の母が働くスナックで知り合い、お互いの店を行き来する飲み友達になった。

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 そして18年前、妻の母が「用事があるから預かってほしい」と託されたのが妻だった。当時夫は35歳、妻は5歳。妻いわく「遊具がある施設で遊んだ記憶だけある」。一方、夫は「大人になったら可愛い顔になるんじゃないかな」とは思いつつ、そこはさすがに「友人の娘」。そこからどんな恋物語があったのか。

 2人が15年ぶりに再会したのは、3年前。妻が母親のスナックで働くようになり、夫が営むバーと週3回ほど行き来する関係になった。妻の母も含め3人で朝まで飲み、うどんを食べて帰る仲にはなったものの、お互い恋愛感情はなかった。

 再会して約9カ月後、転機があった。映画「ミッション:インポッシブル」を見に行く話になり、妻の母は起きられないからと、2人で行ったのがはじまりだった。その後、焼肉屋へ行くと、ゲーム中はハイテンションだった夫がほぼ無言に。「無口なクマさんみたいでかわいい」とギャップ萌えした妻は、SNSにツーショットを載せ「世界でいちばん好き」と書き添え「推し活」にいそしんだ。

 ここから毎週食事へ行くようになり、妻は腕を組んできて「好き好き」と言いまくる。当初は単なる推し活だったというが、3カ月ほどが経ち、妻が友人に「どういう関係なんやろ?」と相談。すると「彼女ができたらイヤじゃない?」と問われ「イヤだ!」と感じたことで、夫のことを好きだと意識するようになる。

 しかし、夫にはいくら「好き」と言っても響かない。そこで妻から「仕掛けた」という作戦の再現VTRを、2人が熱演する。ただ、いざ交際を決めたものの、現実に戻った夫は、覚悟を決めて挨拶に行こうと、妻の母のスナックへ。しかし、報告より前に、妻が「私たち付き合った」と言い放ち、その場を去ってしまう。

 妻の母は驚きで固まり「夫から言ってほしかった」と怒る羽目に。その裏で「楽しくなって、ノリで言っちゃった」と妻。妻の母は、交際こそ許したが、結婚には反対していたという。

 しかし、交際から1年後、夫が我慢しきれずプロポーズした。「入籍するならあいさつに行かねば」と妻に伝えたものの「行かなくていい」と言われ、今年の1月1日、強行突破で婚姻届を提出した。「自分が父親なら絶対に許していない」と夫。妻の母に「この場を借りて謝りたい」と感謝と誓いの手紙をしたため、スタジオで読み上げる。

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