ちいかわ
第349話 あくむ(1)
6月5日(金)放送分
俳優の水上恒司さんが主演する映画「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」(萩原健太郎監督、12月5日公開)の初イベントが10月20日、東京タワーのふもとにあるスターライズタワー(東京都港区)で開催された。
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原作は、にいさとるさんが講談社のウェブマンガサービス「マガポケ」で連載中の人気ヤンキーマンガ。けんかしか取り柄のなかった主人公・桜遥(水上さん)が、不良校・風鈴高校で街を守る集団「防風鈴」の一員として成長していく姿を描く。「防風鈴」のメンバー役で、木戸大聖さん、綱啓永さん、「BE:FIRST」のJUNONさん、中沢元紀さん、上杉柊平さんも出演。紅一点の八木莉可子さんは、彼らを見守る役どころで登場する。山下幸輝さん、濱尾ノリタカさんも出演。ナレーションはアニメ版で桜役を担当している声優の内田雄馬さんが務める。
作品カラーのグリーンに染め上げられた会場には、劇中の“ウインドアクション”さながら、瞬間最大風速25メートルの爆風が吹き抜け、木の葉が舞う中、キャストが登場。水上さんは「撮影現場で“風を可視化する”という表現に使われたハリケーンは、こんなもんじゃありません!もっと大きくてとんでもない風の中で、僕らはアクションをやりました。『よーい、スタート!』の声しか聞こえなくて、助監督さんの身振りを見て『カメラが回ったんだ』なとわかるぐらいでした」と過酷な撮影を振り返った。
長い黒髪が特徴の杉下京太郎を演じたJUNONさんは、「僕は髪が長い役だったので、風のアクションではそこが一番大変でした。風が吹くと髪で前が見えなくなるし、避けても顔に貼りついて……すごかったですね」と苦労を語った。萩原監督も「実際に俳優のみなさんに吹かせている風とは別に、画面の奥に映っている木なども全部揺らさないといけないので、スタッフ総出で揺らしていました」と舞台裏を語った。
出演オファーを受けた際の心境について、けんかの強さだけを信じて街の外からやってきた桜を演じた水上さんは、「ボディーアクションに挑戦するのは今回が2度目でした。刀などの武器を使う殺陣と違って、人を殴るアクションの“生身の感覚”に最初は戸惑いました。でも、令和の時代にこうしたテーマの作品を作るということをしっかり考えて挑まないと、これはえらいことになるぞと、自分に言い聞かせながら臨みました」と話した。
けんかはめっぽう弱いが情報収集に長けた楡井秋彦を演じた木戸さんは、「まず原作を拝見して、リスペクトをしっかり持って臨みたいと思いました」といい、「二次元のキャラクターを三次元で、人間として生きている存在にする……その難しさに、クランクインまでは正直不安もありました。でも萩原監督と作品を作り上げていくうちに、自分の中で少しずつ“楡井”という人物像が確立していくのを感じました」と振り返った。
右目の眼帯がトレードマークの蘇枋隼飛を演じた綱さんは、「もともと原作が大好きで、蘇枋君もすごく好きなキャラクターだったので、本当にうれしかったです!」と笑顔を見せ、「もちろんプレッシャーも相当ありましたが、そんなことを言っていられないくらい、役に真っすぐ向き合いました。僕ら役者がその瞬間を本気で生きれば、その熱量は必ず画面越しに伝わると思って。クランクインしてからは怒涛(どとう)の日々でしたが、全力で頑張りました」と熱く語った。
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