開運!なんでも鑑定団:1000円の額に入っていた浮世絵に驚愕値 「初摺りであれば」

テレビ東京
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 タレントの今田耕司さんとフリーアナウンサーの福澤朗さん、元「櫻坂46」の菅井友香さんがMCを務めるバラエティー番組「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系、火曜午後8時54分)。11月18日の放送では、1000円で買った額に入っていたという、風景画の名手・歌川広重の浮世絵が登場した。

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 依頼人は15年ほど前、資格試験の合格証書を入れようと、リサイクルショップで額を1000円で購入。額の端だけ見て買ったので、家に帰って初めて中に浮世絵が入っていることに気がついた。玄関に飾っていたところ、絵に詳しい友人に「複製じゃなさそう」と言われびっくり。依頼することに決めたという。

 依頼品は、広重が晩年に手掛けた「名所江戸百景 大橋あたけの夕立」。博物館などに収蔵されている本物もそれぞれ色味が異なることから、依頼人も本物だと信じ「期待を込めて」50万円と予想した。

 ところが、鑑定結果はその期待も上回る驚きの250万円。鑑定を行った「渡邊木版美術画舗」代表取締役の渡邊章一郎さんによると、初摺りではなく「4回目あたり」の摺りだといい、丁寧なぼかしが入った初摺りから、簡略化されていると分析。「復刻版は初刷りを参考にして作っているので、この4番手、5番手ぐらいのものを復刻することはないだろう」と話し、初摺りの保存状態のいいものであれば1500~2000万円はすると説明した。

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