リボーン ~最後のヒーロー~
第3話 歪みゆく未来ー下町商店街の救世主
4月28日(火)放送分
俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第47回「饅頭こわい」が、12月7日に放送され、一橋治済(生田斗真さん)が、蔦重(横浜さん)らの策にハマり、捕えられた後、ひそかに阿波の孤島に送られた。一方、定信(井上祐貴さん)らが治済の替え玉として用意した男の名前が、斎藤十郎兵衛(生田さんの一人二役)だったことも注目を集めた。
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斎藤十郎兵衛は阿波蜂須賀家お抱えの能役者。美術史界の定説として「“謎の絵師”東洲斎写楽の正体」と言われる人物でもある。
すでに「べらぼう」では、写楽の正体に歌麿(染谷将太さん)を中心とした“複数人説”を採用。「じゃあ、斎藤十郎兵衛は?」となるところ、ドラマの中で与えられた役割は、能好きの「治済の替え玉」という驚きのものであった。
「べらぼう」の制作統括・藤並英樹チーフプロデューサーは、脚本を手がけた森下佳子さんが「史実と史料をものすごく大事にしていること」を前置きしつつ、ここにきて、“治済と瓜二つ”の斎藤十郎兵衛の登場について、次のように語った。
「斎藤十郎兵衛というキャラクターをどうしようか、というのはずっと考えていました。一方で、描かれていくうちにある意味魅力的、ある種憎たらしいキャラクターになっていった治済は、史実では、その後も何事もなく長生きしたのですが、森下さんとも『何かしら治済に罰を与えたいよね』と話をしていて。その罰ってどういうことかというと『歴史に名を残せなかった、みたいなことかもしれないよね』って。その罰の一つのトリックとして、正体も素性もよく分からない斎藤十郎兵衛という人物が、うまく使えないかなって」
生田さんの一人二役も含めて、今年の春頃に出てきたアイデアだったという。今回、写楽の正体に“複数人説”を採った「べらぼう」だが、それ以前に藤並さんは多くの人から「写楽って誰なの?」と聞かれてきたといい、斎藤十郎兵衛役に選ばれた生田さんもそのうちの一人だった。
そんな生田さんが治済と十郎兵衛の一人二役と知った際の反応は「めっちゃおもしろそうですね」で、十郎兵衛を演じるのを「楽しみにしてくれた」とか。
今回の“治済への罰”については「森下さんも『このまま悪を野放しにしてはいけないよね』と言っていて。これだけ悪行を積み重ねてきた治済を勝ち逃げさせるのは、ドラマとしてどうなんだろうっていう思いが芽生えてきた」と説明する藤並さん。その上で、改めて生田“十郎兵衛”についても「すごく魅力的に演じてくれていて、治済と比べると、立ち方、歩き方、しゃべり方で絶妙に違いを表してくれた」と称賛。さらに「これまで市中にいた“治済らしき人物”は果たして誰なのかっていうのも、いずれ答え合わせはしたいと思っています」と語った。
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