仲野太賀:「豊臣兄弟!」小栗旬が精神的支柱に “初共演”で感じた「すごみ」と「厚み」 信長としての“圧”も

仲野太賀さん(中央)主演の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(C)NHK
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仲野太賀さん(中央)主演の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(C)NHK

  2026年1月4日から放送されるNHKの大河ドラマ豊臣兄弟!」(総合、日曜午後8時ほか)。豊臣秀長(小一郎)を主人公に、兄・秀吉(藤吉郎)とともに強い絆で天下統一という偉業を成し遂げる豊臣兄弟の奇跡を描く、夢と希望の下剋上サクセスストーリーだ。主演を務めるのは俳優の仲野太賀さん。今回、“兄弟”の“絶対的な主君”となる織田信長役の小栗旬さんの印象を語った。

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 ドラマでは、仲野さんが、主人公の豊臣秀長、池松壮亮さんが秀長の3歳年上の兄・秀吉を演じる。

 秀長と秀吉の“兄弟の絆”に加えて、戦国時代を舞台の大河ドラマとして、見どころとなりそうなのが、名武将の登場。中でも、兄弟にとっての“絶対的な主君”織田信長の存在は無視できないだろう。演じるのは、「豊臣兄弟!」が、10作目の大河ドラマとなる小栗さんだ。

 小栗さんといえば、2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主演を務めたことも記憶に新しい。「豊臣兄弟!」への出演発表の際「『鎌倉殿の13人』を終えてからまだ3年くらいの月日なので、このペースで改めて大河ドラマに出演することについては一度悩んだ」と言いつつ、その一方で「仲野太賀君と池松壮亮君が演じる豊臣兄弟を最初にそばで見ることができるということは、そんな気持ちよりも勝るものでした」とも明かしていた。

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 そんな小栗さんは、仲野さんにとってどんな存在となるのか。

 「我々世代の俳優は小栗旬さんから影響を受けてない人はいないと思います。日本を代表する俳優であり、こんなにも偉大な存在であるのにもかかわらず、すごく親身に寄り添ってくれるんです」

 シーンとして共演があるのは実は今回が初めてという仲野さん。小栗さんに対して抱いた印象は「挑戦をやめない人」。

 「今回ご一緒していて思うのは一切、手を抜かない人だということ。どんな状況下であっても、誰よりも自分自身に厳しい、そのストイックさを感じますし、尊敬しかないというか」

 仲野さんは、すでに小栗さんが「豊臣兄弟!」の精神的支柱になっていると感じる。

 「信長役を引き受けてくれた時点で、ものすごく覚悟を決めて現場にのぞんでくれている印象で。僕らにもすごく期待をかけてくれていて、『豊臣兄弟!』の精神的な柱というか、その様(さま)こそが、小栗さんが積み上げてきた、超一流としての在り方なんだなって。俳優としてのすごみ、厚みを日々感じていますし、そういうものが信長という役にぴったりなんです」
 さらに仲野さんは「こんなにも説得力を持って、信長を演じられる人はほかにいないだろうと思う」とも話す。

 「ここにきて小栗さんの、小栗さんたる所以を感じていますし、信長としての“圧”は言葉にするのは憚られるくらい感じています(笑)」

 「豊臣兄弟!」は2026年1月4日スタート。初回は15分拡大。

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