麻実れい:「めちゃくちゃでした」自由を求めて入った宝塚時代を振り返る 鳳蘭の代役を断り、日舞の振りも覚えず 「徹子の部屋」で

12月11日放送の「徹子の部屋」に出演した麻実れいさん=テレビ朝日提供
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12月11日放送の「徹子の部屋」に出演した麻実れいさん=テレビ朝日提供

 俳優の麻実れいさんが、12月11日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。宝塚歌劇団時代の思い出などを語った。

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 宝塚に入ったのは「親元を離れて自由に過ごせそうだから」が理由だった。姉たちは宝塚を好きだったが、全く見たこともなく、知らなかったという。それでも合格。三つ編みに加えて、目が悪かったので瓶底のようなメガネをかけ、髪をきちんとするようにと上から言われてたのでたくさんのピンで留めるなど、「妙な下級生だった」と振り返る。

 日本舞踊の試験を受けたあと、審査員に「あんた、振りくらい覚えなはれ」「ちゃんと見てあげるから(歌劇団の日舞の教室に)いらっしゃい」と言われたこともあったという“ダメな生徒”だった。

 「おかげさまで代役はいっぱいいただいた」というが、「代役・麻見れい」と書いてあると、「嫌だなと思うんです。(せりふなどを)覚えなくちゃいけないから」と笑う。先輩の鳳蘭さんが少し喉の調子が悪かったときに、「あんた(代役)できる?」と聞かれたことがあった。そんなふうに聞いてくれる優しい上級生がいることに驚いたが、「甘えまして『できません』と言ったら、鳳さんが仕方ないわという顔をして、ご自分で(舞台に)お立ちになってました」と明かす。「普通は代役を経て、一つ一つ段階を上がっていくようなところだったんですけど」「めちゃくちゃでした」と笑顔で振り返った。

 今も健康で、「非常に健康に育ててもらった両親に感謝感謝です」と話す。運動は特にしていないが、朝はストレッチと発声、近くに公園が多いので、買い物がてら遠回りをして帰ってくるなど少し健康に気遣っているという。

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