十角館の殺人:きょう深夜から一挙放送 “映像化不可能”の注目作

「十角館の殺人」のビジュアル (C)綾辻行人/講談社 (C)NTV
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「十角館の殺人」のビジュアル (C)綾辻行人/講談社 (C)NTV

 “映像化不可能”といわれていた綾辻行人さんの人気ミステリー小説を、奥智哉さん、青木崇高さんのコンビでドラマ化した「十角館の殺人」が日本テレビで12月30日深夜1時24分から放送(関東ローカル)される。

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 「十角館の殺人」は、綾辻さんの1987年の「十角館の殺人」から「奇面館の殺人」まで9編の長編推理小説で構成される「館」シリーズの第1作目。ドラマ版は奥さんが元ミステリ研究会の江南役で主演を務め、青木崇高さんが、江南と行動を共にし、「死者からの手紙」の謎を追う島田役を務めているほか、シリーズのキーパーソンとなる天才建築家・中村青司を仲村トオルさんが演じている。十角館で惨劇に巻き込まれるミステリ研究会のメンバーを演じているのは、望月歩さん、長濱ねるさん、今井悠貴さん、鈴木康介さん、小林大斗さん、米倉れいあさん、瑠己也さん、菊池和澄さんだ。

 「“映像化不可能作品”の映像化」というワードは、売り文句としてもたびたび使われるため陳腐化を免れないが、この矛盾した命題に気鋭の若手俳優たちが真摯に向き合った良作。Huluで配信されたが、好評を得て2026年2月に第2弾「時計館の殺人」の配信が予定されている。

 全5話で、12月30日深夜1時24分から第1、2、3話、2026年1月3日深夜5時25分から第4、5話を放送する。

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