恋は闇
#10(最終回) 真実とは
6月18日(水)放送分
綾辻行人さんの人気ミステリー小説「館」シリーズを実写ドラマ化して人気を博した「十角館の殺人」に続く第2弾として、「時計館の殺人」がドラマ化されることが明らかになった。奥智哉さん、青木崇高さんのコンビも続投し、2026年2月にHuluで独占配信される。
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「時計館の殺人」は、「十角館の殺人」から始まった「館」シリーズの第5弾として1991年9月に発行。上下巻に分かれた大長編で「第45回日本推理作家協会賞」を受賞した人気作として知られる。
奥さんは「お芝居をしている中でも、すごく江南の心情が分かるというか、寄り添えているなという感覚が近いです。撮影をしていて『江南くんが戻ってきているな』と日々感じます」とコメント。青木さんは「制作面では一筋縄ではいかず、なかなか大変ですが、これをしっかりと映像に落とし込むことができたら、二つ目の、さらなる金字塔を打ち立てることができるのではないかと思っております。ご期待ください」と呼びかけている。
角島・十角館の惨劇から3年。大学院を修了後、出版社に就職した江南孝明(奥さん)は、推理作家としてデビューした鹿谷門実(島田潔、青木さん)のもとを訪ねる。そこで江南は、あの中村青司が設計した建物の一つ、「時計館」に行くことを鹿谷に伝える。目的はオカルト雑誌の新米編集者として、担当している”特別企画”の、”交霊会”に参加するためだ。交霊会の夜、忽然と姿を消す霊能者。閉ざされた館内では、仮面を被った何者かが、江南たちに襲いかかる。館外では、鹿谷が、時計館の主人が遺した「沈黙の女神」の詩の謎を追っていた。
針のない時計塔、忍び寄る殺人者。
出口のない悪夢の三日間が始まる。
「あの“不可能なトリック”をまた可能にするのか!」と、どの作品になるのかすごく気になっていました。それが「時計館の殺人」だと聞いた時はすでに原作も読んでいたので、とても複雑な内容で難しいと思いましたし、同時にすごく楽しみでもありました。
江南は今作で新社会人になり東京に一人暮らしで、その境遇も相まって今回はどこか自分と重なる部分が非常に多くて。お芝居をしている中でも、すごく江南の心情が分かるというか、寄り添えているなという感覚が近いです。撮影をしていて「江南くんが戻ってきているな」と日々感じます。
青木さんとは、再会の第一声で「おい江南(コナン)このやろう!」と熱い抱擁から始まり、「あぁ青木さんだ、島田さんだ」という安心感がすごかったです。初日は少し緊張していましたが、それで肩の荷が降りたというか、撮影の序盤から一気に「もう大丈夫だ」と思えて心強さを感じました。
久しぶりの内片組の撮影現場について
内片監督は、何か自分が迷っていたり不透明な部分があるとそれを察してくださって、指針になるものを教えてくださいます。作品全体として見た時にも、監督の頭の中で完成している画を言語化して伝えてくださるので、すごくやりやすいというか、素敵な監督だなと思います。
約2年ぶりに皆さんにこうして江南としてお会いできるのはすごく楽しみですし、僕自身も色々な現場を経て成長した姿をお見せできたらと思います。前作を超える勢いで、スタッフ・キャスト全員で力を合わせて制作しておりますので、ぜひお楽しみに。
「時計館の殺人」は、作品のスケールが前作とはまた違った広がりがあるので、美術班や装飾、色々な仕掛けなども本当に大変だと思います。今は撮影の前半ですが、本当に完成するのかなと…原作を読まれた方は尚のこと、そう思うのではないでしょうか。前作「十角館の殺人」と同じスタッフで挑んでいきますので、お楽しみにしてください。
僕は今回「島田潔」から「鹿谷門実」になり、十角館の頃からキャリアや生活面で色々変化しています。久しぶりに会った奥くんは顔つきが変わっていて、精悍な顔立ちになったなと思いました。きっと視聴者の方も楽しみにしてくださっていると思いますが、江南とも同志であるので、それぞれ時を経てまた会うというのは個人的にもグッとくるものがありました。江南との関係は、続編ならではの楽しめる部分かなと思います。
内片監督とは過去に何度か作品を一緒にやらせていただいて、自分にとっては信頼できる兄貴のような存在です。
前作もそうですが、ミステリーはリアリティーを追求するだけでは作れないところがあると思っています。殺人が起きて、それを冷静な判断で謎を解いていく、トリックを暴いていくという行為は、どこか非日常なんですよね。その中でキャラクターを成立させるのはかなり難しく、普段の心情から紡ぐアプローチだと動けなかったりするんですが、「ミステリー」という特別なフィールドをエンターテインメントにするために、向き合い方・キャラクターの作り方はそれなりのギアを入れていかないといけません。リアルな表現が頭をよぎるときに、監督がしっかりとエンタメとしての見せ方をディレクションしてくれるので、信頼して演じています。
「十角館の殺人」の時も「これはもう傑作になるだろう」と言っていましたが、今回も、もちろん小説がとんでもなく面白いので、素晴らしい作品になると思います。制作面では一筋縄ではいかず、なかなか大変ですが、これをしっかりと映像に落とし込むことができたら、二つ目の、さらなる金字塔を打ち立てることができるのではないかと思っております。ご期待ください。
次は「時計館の殺人」を映像化したい、と聞いて「なるほど」と思いました。
「時計館」は小説「館」シリーズの第5作。第2作から第4作までは登場しなかった江南孝明が再登場して、「十角館」で意気投合した島田潔と再会するところから始まる物語です。実写版「十角館」の、奥智哉さん演じる江南と青木崇高さん演じる島田がとても良い感じのコンビだったので、この2人がふたたび活躍する「時計館」を第2弾に──という提案は充分に納得のいくものでした。
ただ同時に、「大変だろうな」とも思いました。「時計館」の映像化を成功させるためには、「十角館」のアレとはまた違うレベルで、立ち向かわなければならない難題がいくつもあります。それらをどのようにして? などと自分で想像しはじめたらもう、眩暈が……いや、しかし。内片監督のことだから今回もきっと、原作者をして「やったね!」と云わしめるような作品に仕上げてくれるでしょう。大いに期待しつつ、完成を待ちたいと思います。みなさんもどうぞ、お楽しみに。
再び「館」シリーズを映像化するにあたり、最も困難ではないかと想像される「時計館」に挑むことになりました。同じ役者の方々と同じシリーズを続けて制作できること、言葉に尽くせない感動を覚えます。まるで留学し成長した息子や友人と再会するような、感慨深い気持ちです。 そして、ミステリ作品で戸田山さんとご一緒できることは、何より心強いです。「館」シリーズは、チームで脚本を書いているので、複数の脚本家が同じエピソードに向き合うことで生まれる面白さも、特筆すべき点かもしれません。
「時計館の殺人」を既にお読みになっている方は、「大変なのではないか?」と想像されることでしょう。その通り、非常に大変です。前作「十角館の殺人」とはまた異なる種類の困難さがありますが、スタッフ、キャスト一丸となって丁寧に作品を作り上げていることを実感しています。
原作既読のファンの皆様、ぜひ「十角館の殺人」のドラマをもう一度ご覧いただき、数年後の物語である本作の完成を楽しみにお待ちください。原作未読の方、ドラマ未視聴の方は、犯人を推理しながら、まずは「十角館」を観ていただくことをおすすめします。そして「時計館の殺人」の実写ドラマが完成しましたら、同じように、メモを取りながら犯人当てに挑戦していただければ嬉しいです。期待してください。
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