トミー・バストウ:「ばけばけ」 “トキ”高石あかりとは「最初から夫婦のような空気感」 “錦織”吉沢亮は「本当にすばらしい人」

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の場面カット(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の場面カット(C)NHK

 NHK連続テレビ小説「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、ヒロイン・トキ(高石あかりさん)の夫となるレフカダ・ヘブンを演じているトミー・バストウさん。2025年最後の放送となった第65回(12月26日放送)では、ついにトキ(高石さん)とヘブン(バストウさん)が結ばれ、1月5日の放送からは夫婦となった2人の物語が幕を開ける。バストウさんに、高石さんや、錦織友一役の吉沢亮さんの印象や、今後の展開などについて聞いた。

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 ◇日本に住んで「イギリス人としての自分」を再確認

 「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘・小泉セツとその夫・八雲(ラフカディオ・ハーン)夫妻をモデルに、「怪談」を愛するヒロインが、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく姿を描く。脚本は、NHKの「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」やWOWOWの「撮休シリーズ」などを手がけたふじきみつ彦さんが担当する。

 「ヘブンを演じるようになって、イギリス人としての自分がより強くなったような気がしています」と話すバストウさん。「それは、日本について、以前よりも理解することができたからかもしれません」と自己分析。「私は今、実際に日本に住んで、日本の人たちと一緒にお仕事をさせてもらっていますが、ここで目的を持って過ごすことで、お互いの文化の違いを尊重できるようになったのだと思います。ヘブンも日本で暮らし、日本の文化を体験し、そこで知った日本の魅力を海外にも伝えたかったのだと思います」と思いをはせる。

 高石さん演じるトキとは夫婦になるが、撮影が始まった頃から、高石さんとは夫婦のような空気感があるのを感じていたといい、逆に、最初の頃のシーンの方が、夫婦の段階ではないお芝居を意識しなければいけなかったと振り返る。「ほぼ時系列どおりに撮影を進めていただけたので、あまり深く考えずに、ただ台本を読み、現場ではあかりさんとのお芝居を信用して集中し、流れに任せて演じてきた感じです。トキと夫婦になってから意識的に何かを変えたというよりは、今も自然に関係を築けているような感覚で撮影をしています」と、あくまでも自然体だ。

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 ◇吉沢亮とは「俳優としての価値観が似ている」

 紆余曲折ありながらも、トキとはまた違う形で絆を深めてきたヘブンと錦織。そんな錦織を演じる吉沢さんの印象について「錦織は、とても美しい魂を持っている人ですよね。演じる吉沢さん自身が本当にすてきな人で、それが錦織という役にも表れていると思います」と話す。

 「共演する中で、本当に優しくて思いやりのある人だと感じていますし、彼と共演したことがある俳優たちからも、同じような印象を持っているという話を聞くので、本当にすばらしい人なのだなと思っています。彼とは、違う国で、違う言語でお芝居をしてきたという違いはありますが、俳優としての価値観が似ていると感じています。錦織との関係性を深めるお芝居の中でも、その感覚を一番大事にしてきました」

 「松野家の人たちには、本当に温かく迎え入れてもらえて、すごく演じやすかったです」というバストウさん。ただ、最初の頃は、松野家の全員が日本語ということもあり、撮影の合間もうまくコミュニケーションが取れずに悩んだ時期があったという。「しかし、皆さんがすぐにそのことに気づいてくれて、言葉が違う中でどうすればコミュニケーションが取れるのかを、一緒に工夫してくれたんです」と告白。「特に、私にいつもやさしく辛抱強く付き合ってくださった、松野家の両親にはすごく感謝しています」と思いを明かした。

 バストウさんは「『ばけばけ』という作品は、すばらしい物語だと思います」と述懐。「ヘブンとトキは、幼少の頃から大変な苦労をして育ってきましたが、『怪談』を通じて心を通い合わせ、ともに歩んでいくことを決めました。そして、トキと夫婦になったことで、ヘブンは『家族』という生きがいも手に入れることができました」と話す。

 「ただ、2人の物語は、最後まで見てすべてが理解できるものだと思っています。視聴者の皆さんにも、絶対に最後まで見ていただきたいです」と呼びかけた。

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