萩尾みどり:「間違っていない時は絶対に引かない」 メイクさんとの言い合いを制した岸惠子にうっとり 「徹子の部屋」で

3月31日放送の「徹子の部屋」に出演した萩尾みどりさん=テレビ朝日提供
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3月31日放送の「徹子の部屋」に出演した萩尾みどりさん=テレビ朝日提供

 71歳の俳優の萩尾みどりさんが、3月31日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。撮影現場でのメイクさんとのけんかを制した先輩俳優の岸惠子さんとのエピソードや自身の性格などを語った。

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 千葉大在学中の1974年、20歳でデビューした。大学では「理学部で生物学を勉強してました」といい、「学者を目指していた」がなぜか俳優に。「人生って分からないものですよね」と語る。

 撮影所で先輩俳優の岸惠子さんに助けてもらったことがある。22、23歳の頃、市川崑監督の映画の話が来た。撮影初日は撮影所のメイク室に朝7時入りと言われ、6時50分に扉を開けて「おはようございます」とあいさつしたところ、メイクさんが立っていて「何時だと思ってんのあんた!」と言われた。「私、びっくりしちゃって。6時50分です。10分前です。時間に遅刻してません」と釈明したが、「そんなこと言ってんじゃないわよ!」と返されたという。

 遅刻したわけでもないのでわけが分からないと思った。「新人ですから。普通は言わない(口答えしない)と思うんです。でも私は理系で理屈バリバリ人間なので、自分は間違ってないと思うと、絶対引かないというところがある」と自身の性格を語る。

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 メイクさんが「大女優さんがもういらしてるのに、あんた新人でしょ。初めてでしょ。なのにこのお二方より遅く来るなんて何事よ」などと言う。それでまたカチンと来た。双方が扉をはさんで言い合いをしていたところ、「奥の方で、ふわっと立たれた方がいて……」それが岸さんだった。あまりにもすてきな立ち姿や美しくて凛とした感じは「心を奪われる」ほど。岸さんが「もういいんじゃない?」などと取りなしてくれた。「ああいうふうにいつか自分もなりたいなと心底思いました。なれませんでしたけどね」と話す。

 「理屈を通したい、理詰めでパンパンパンと相手に言わないと気が済まない。理系の悪いところだと思うんですけど」と自身の性格を分析。そのあと現場で何度かもめることがあったが、パッと言い返し、「相手の論理のスキを突く、みたいなことがあって。ほんと可愛くないですよね」、可愛くないと「年を経るごとに、自分が年齢を重ねていろんな仕事をしていく間に分かってきました」という。「人間同士は、ちょっと違うなと思っても、流しておくことが非常に重要だな、と。時間がかかりましたけど。今はちょっと分かってます」と語る。

 趣味は編み物。編み物は目数や段数が決まっている。数でぴったり決まるので理系に向いていると考えている。編み物は集中すると「他のことは一切考えられない」とか。悩みごとがあっても、「1時間、2時間集中して編むだけ」で、「もう寝ようってなるから、悩みごととは無縁でいられる」とあっけらかんと話す。編み物に使うのは北欧の毛糸で非常に高価なもの。途中で飽きても、「しばらくちょっと置いといて、もったいないから続きを編もうとなり、出来上がるんです」と明かした。

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