風、薫る:父親との突然の別れに衝撃走る! 視聴者がクギヅケになった場面は? 第4回を「注目度」で振り返る

連続テレビ小説「風、薫る」のロゴ (C)NHK
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連続テレビ小説「風、薫る」のロゴ (C)NHK

 俳優の見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」(総合、月~土曜午前8時など)の第4回(4月2日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者が画面にクギヅケになっていた割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、最高値は午前8時3分の68.7%だった。

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 「風、薫る」は、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(明治時代に正規に訓練された看護師)をモチーフに、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながらも成長し、やがては“最強のバディー”になっていく姿を描く。見上さんが一ノ瀬りん、上坂さんが大家直美を演じる。

 ◇コレラに感染した信右衛門を1人で看病するりん

 第4回は、突然倒れた信右衛門(北村一輝さん)がコレラに感染していることが判明。信右衛門は避病院に運んでほしいと申し出るが、りん(見上さん)はそれを拒否し、自分が看病しようとする。一方、東京から戻ってきた美津(水野美紀さん)と安(早坂美海さん)は、村が封鎖されてしまい、家に帰ることができない。美津は一ノ瀬家の元陪臣である中村(小林隆さん)から、事態を知らされ、ぼうぜんとする。

 テレビの前の視聴者のうち、画面を注視していた人の割合を示す「注目度」は、この日も最高値が70%台に届くことはなかったが、ほとんどの時間帯で60%台を記録し、大きく下がることもなかった。信右衛門は一体、どうなるのだろう? 視聴者の関心がずっとその点に引き付けられていたのかもしれない。

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 ◇ピークは信右衛門が納屋に籠もり、自らを隔離する場面

 第4回は、午前8時3分(68.7%)と午前8時13分(68.1%)とほぼ同程度のピークを2回迎えた。どちらも信右衛門の病に関する場面だ。

 午前8時3分台は、看病しようとするりんの目を盗み、信右衛門は自らを隔離するかのように納屋に籠もる。止めようとするりんを押し倒し、「入ってくるな! 入ってきたら斬る!」とまで告げる信右衛門。娘にうつしてはならないという親心なのだろうが、見ているこちらまでつらくなってくるような場面で、この日の最高値を記録した。

 一方、午前8時13分台は、父親の様子に不安を感じ、納屋の中へ入ろうとするりんに対し、信右衛門が「お前はきっと……優しい風を起こせる……」などとしばらく語りかけた後の場面。「少し……少し、休む……」と言って、信右衛門は倒れてしまう。納屋の中に入ったりんはしばらく立ち尽くした後、「父上!」と何度も何度も呼びかけるが、床に倒れた信右衛門に反応はない。

 この後、まだぬくもりが残る信右衛門の手を握ったりんは「あったかい……。また間違えた……。また間違えた……」と号泣するという午前8時14分台のシーンにつながる。なんとなく、予感はあったものの、第4話で早くもヒロインの父親が亡くなるという衝撃的な展開に注目度も上がったようだ。

 活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」(関東地区、速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。(文・佐々本浩材/MANTAN)

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