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4月1日(水)放送分
26日に生誕100年を迎える芸術家・岡本太郎の生涯を初映像化したNHK土曜ドラマ「TAROの塔」の会見が17日同局であり、岡本太郎役の松尾スズキさん(48)とパートナーの敏子役の常盤貴子さん(38)らが出席。松尾さんは「芸術家の使命を背負って立とうと思った人なんだと思った。その戦いは人に共感を得られないだろうし、すごく孤独だったんだろうなと思う。そこは僕が共鳴する部分でもある」と語った。
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ドラマは、岡本の生誕100周年企画の一環で、67~70年の「太陽の塔」誕生秘話を軸に岡本太郎の誕生から死までを描く。関係者の全面協力を得て、岡本の実像を取材し、人気マンガ家だった父・一平、芸術面での影響を強く受けた歌人で小説家の母かの子、秘書を経てパートナーとなった敏子との人間模様や心象風景を、太陽の塔の完成と重ね合わせ、新たに発見された資料を基に展開する。
前夜に第1話を見たという松尾さんは「ちゃんとできているかどうか客観的には見られなかった。いい意味でポップではない、ごつごつした手触りを残して、後から効いてくるようなドラマになった」と満足そうで、常盤さんは「『なんだこれは』という感想しか出てこなかった。今まで見たことのない、事件のようなドラマになるんじゃないか」と話した。
松尾さんは、演技について「(岡本太郎の)きてれつな感じに引きずられたほうがよいのか、僕自身が脚本を読んで描いた岡本太郎のイメージをどう作り上げるのか悩んだ」といい、悩むうちに二つの矛盾したものがぶつかり合ってエネルギーを生むという岡本太郎の対極主義が浮かび、「岡本太郎という固定概念の中にいるキャラクターと、僕が感じた岡本太郎を、ものまねするのではなく、ぶつけてみようと思った」といい、「『芸術は爆発だ!』というコマーシャルはめっちゃマネしました」と何度も鏡を見て練習したことを明かした。
訓覇圭(くるべ・けい)プロデューサーは「役者の人間性が出るドラマ。フィクションだが、ここだけは可能な限りリアリティーを持ちたいというのが、ものを作っているときの顔だった。(そのためには)一流のクリエイターの苦しさ、狂気、色気を持っている方でないと無理だったので、松尾さんにお願いした」と話している。撮影は、岡本太郎の「ノン」や「樹霊」など多くの作品が持ち込まれて行われたという。主題歌は、このドラマのために、仏歌手エディット・ピアフの「水に流して」を美輪明宏さんが仏語で歌い上げている。会見には父・一平役の田辺誠一さん(41)、母・かの子役の寺島しのぶさん(38)も出席した。
放送は総合テレビで26日から、毎週土曜午後9時(3月5日は午後9時15分)から、全4回。(毎日新聞デジタル)
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