ゆず・北川悠仁:「バスケに2度救われた」 NBAへの思い明かす

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 人気デュオ「ゆず」の北川悠仁さんがこのほど、WOWOWで放送された北米プロバスケットボール「NBA」のクリーブランド・キャバリアーズ対シカゴ・ブルズの生中継にゲスト解説者として出演した。高校時代、バスケ部に所属し、NBA観戦は「男の趣味」と語る北川さんに、中継終了後、今季の注目チームやバスケットボールへの熱い思いなどを聞いた。

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 −−収録を終えて感想は?

 「これはプレーオフ?」っていうくらいに、とにかく素晴らしい試合だったので、出演できてとてもうれしかった。これで解説は3回目なんですが、少しだけ慣れてきて楽しめましたね。

 −−NBAの14−15シーズンが開幕しましたが、今年注目しているチームは?

 (ロサンゼルス・)クリッパーズが結構いいかな。昨季優勝した(サンアントニオ・)スパーズは安定した強さがあるけど、それをちょっとど派手なチームが破ったら、NBA自体が面白くなるんじゃないかと思っているので。個人的にはクリッパーズの活躍を期待しています。あと、先日ニューヨークで15年ぶりくらいにNBAを見に行ったのですが、そのとき(ニューヨーク・)ニックスの試合を見たので、一回現地で応援するとまた応援したくなりますね。

 −−以前からブルズのデリック・ローズ選手が好きと公言してましたが、魅力的なところは?

 プレースタイルですね。スピードがあって、まさしくNBAというプレーをたくさん見せてくれる。それと身体能力もあり、すごい選手なのにゴールへのハングリーさも見せてくれる。あのスタイルは胸が熱くなりますね。

 −−北川さんにとって、NBAやバスケは日常の中でどういう存在ですか?

 ずいぶん前にWOWOWに加入したんですが、(NBAの生中継が)ちょうど“出がけ”なんですよ。試合が始まったころに起きて、仕事に出かける準備をして、(試合が)一番いいところで家を出るという(笑い)。そんな日々がこれから多々起こると思います。WOWOWでは毎週5試合中継してますが、これは奇跡に近いですね。おかげで、シーズンが始まると生活の中にNBAがあるありがたい状況になりますね。

 −−また、北川さんにとってバスケとは?

 僕はバスケに2度人生を救われたんです。一つは高校生の時バスケ部に入って、それまで運動したことなくて、夢中になれたものもなかったけど、初めて夢中になれたのがバスケットボールでした。もう一つは「ゆず」をやり始めてデビュー3年目くらいで煮詰まっていたときに、ニューヨークで初めてNBA見て、それがきっかけで自分のチームを作って、それから新たな仲間ができたりしてすごい救われましたね。これからは、バスケのよさを自分を通して伝えたいし、自分ももっとバスケのことを知りたいですね。

 −−ご家族とNBAは見ないのですか?

 どうでしょう。ひたすら僕が見ている感じですね。男の趣味の時間です(笑い)。仕事ではないので、フラットになれる。特にNBAは(自身の)現実から離れているので、いい趣味の時間って感じです。

 −−最後に、今季NBAの理想のファイナルカードは?

 ブルズ対クリッパーズですかね。何か派手な感じがして、ちょっと見たいかな。ただ、スパーズが強いから、このカードはないかな(笑い)。

 *WOWOWでは、NBAを毎週5試合生中継。11月24日には、NBA関連のドキュメンタリー番組「NBAドキュメンタリー ドクターJ 史上最高の芸術家」(WOWOWライブ、午後2時半~)、「NBAドキュメンタリー 華の84年ドラフト 歴史に刻んだ伝説の黄金世代」(同、午後4時~)、「NBA現役最強の男!レブロン・ジェイムス インタビュー」(同、午後5時20分~)の3本を放送。さらに、12月26日には、「キャバリアーズ対ヒート」「レイカーズ対ブルズ」の“クリスマスゲーム”2試合をWOWOWライブで生中継する予定。

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