俳優の妻夫木聡さんが20日、東京都内で行われた主演映画「バンクーバーの朝日」(石井裕也監督)の初日舞台あいさつに、共演の亀梨和也さん、勝地涼さんらとともに登場。野球チームのキャプテンを演じた妻夫木さんは、クランクアップの際にチームのメンバーがメッセージを書いてくれたという野球ボールを手にしながら、「映画で人の人生を変えられたと思うと……やばいやばい」と男泣き。撮影前の合宿で指を骨折し、そのまま撮影に臨んだことも明かした。
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また、妻夫木さんは、亀梨さんと勝地さんから肩をぽんとたたかれ、エールを送られると、「この映画を見てくれた人に希望を与えられることができたらと思っていました。目の前のことに本気になることから逃げないでください」と時折、言葉を詰まらせながらあいさつし、観客からあたたかい拍手を送られていた。
舞台あいさつには、上地雄輔さん、池松壮亮さん、高畑充希さん、佐藤浩市さん、石井監督も出席。妻夫木さんは、「当時のグローブを再現したものを使っていたので、薄くて。硬球ボールを無理して取りにいったら、中指にひびが入っちゃって」と指を骨折しながら撮影に臨んだことを告白。亀梨さんが「役とすごく重なって、包容力がある。背中を引っ張ってもらった」と絶賛すると、妻夫木さんは「ありがたい。いい仲間を持ててよかった」と笑顔で応じていた。
映画は、1914~41年にカナダのバンクーバーに実在した日系人野球チーム「バンクーバー朝日」が、差別や貧困と戦いながら、日系移民に誇りと勇気を与えた活躍の様子を描いている。
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