お笑いコンビ「ナインティナイン」がこのほど、東京・台場のフジテレビで特別番組「ENGEIグランドスラム」の収録を行った。人気芸人19組が集結し、ネタを披露する番組だが、MCを担当しているナインティナインの矢部浩之さんは収録後の会見で、「僕らはネタしません。できません」ときっぱり。一緒にMCを担当した女優の松岡茉優さんからリクエストされたが、「そっとしておいて」とやんわり拒否した。
　「ENGEIグランドスラム」は、人気と実力を兼ね備えた「博多華丸・大吉」「ブラックマヨネーズ」「フットボールアワー」「笑い飯」「パンクブーブー」「爆笑問題」「サンドウィッチマン」「オードリー」「ナイツ」「ピース」「東京03」ら全19組が出演。30日午後9時～11時10分に放送し、今後も特番として年間を通じて放送していく予定という。
　同番組は今後も特番として放送予定といい、矢部さんは「（MCの）オファーをいただいたとき、『ネタはしなくていいよね』と確認しました。しなくていいですっていわれたので、ありがたい」と笑わせ、岡村隆史さんは「僕らは（MCとして）ただちょっと感想を言うだけで、楽させてもらっている」と苦笑。松岡さんから「いつか2人がここに出る奇跡の日が来るのを楽しみに（しています）」と要望されるも、矢部さんは「そんなこと言ったらあかんて。そっとしておいてください」と返答した。
　岡村さんは、爆笑ネタを披露した実力派芸人たちについて、「ただただおもしろかった。感動した」と語り、矢部さんも「格好よかった。近くで見られて楽しかった」と絶賛。また、ゴールデンタイム帯でネタ番組が放送されることに、岡村さんは「芸人からしたらありがたい番組。若手の人たちが出たいと思う番組になれば」と話した。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る