俳優の妻夫木聡さんが19日、東京都内で行われた映画「家族はつらいよ」(山田洋次監督)の完成報告会見に出席。同映画は山田監督が製作した久々の本格的な喜劇。妻夫木さんは、山田監督の要望で演じる役が変更になったというエピソードを披露し、「『君の役を(ピアノの)調律師に変えたい』と。そこまではよかったけど、監督に『ショパンを弾いてくれ』と言われて。『そんな短い期間では厳しいです』と言ったら『最後のところだけだから』って。そういう問題なのかなと思った」と苦笑交じりに振り返った。
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演じる役柄は「真逆と言っていいほど変わった」といい、「本読みも衣装合わせもしたのに。まさかピアノを弾くまでいくとは思っていなかったのでびっくりした」と回顧。さらに、「『最後にショパンを弾いてみると面白いと思うんだよね』って監督が言い出して、僕は最初、冗談だと思って笑っていたけど、どうやら本気だったようで、それから1カ月半くらい(ピアノを)猛練習をしました」と振り返ると、隣の山田監督は「いやー上手なんですよ。びっくりしました」と妻夫木さんの努力をたたえていた。
「家族はつらいよ」は、「男はつらいよ」シリーズ終了以来、約21年ぶりに山田監督が製作した本格的な喜劇作品。結婚50年を迎えようとする熟年夫婦に起きた“離婚騒動”に子供たちが大慌てになり、何とか解決策を見つけようとするが、それぞれの不満が噴出しはじめ……という物語。橋爪功さんと吉行和子さんが離婚危機にひんする熟年夫婦を演じ、長男夫婦を西村雅彦さんと夏川結衣さん、長女夫婦を中嶋朋子さんと林家正蔵さん、次男とその恋人を妻夫木さんと蒼井優さんが演じる。3月12日公開。
会見には、妻夫木さんのほか、橋爪さん、吉行さん、西村さん、中嶋さん、正蔵さん、蒼井さんも出席した。
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