歌舞伎俳優の中村獅童さんが、マウスコンピューターの新CMに出演し、“マウス”のコスプレ姿で女性と抱き合うシーンを披露している。OL役の女性と抱き合うシーンの撮影で獅童さんは、さまざまな角度から撮影する手法のため、100テーク以上の撮影を行ったという。獅童さんは、ハードな撮影になったにもかかわらず一定の演技をしていたといい、女性がバランスを崩してよろめいた際には、手を差し出し「大丈夫ですか？」と声をかけ気遣っていたという。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　新CM「マウスと人と。あるOLの場合」編は、マウスに扮（ふん）した獅童さんとOLが体を接近させ、顔を近づけ合っているところから始まり、OLが「感じるわ。あなたの鼓動、あなたの息づかい……」と伝えると、獅童さんが女性を強く抱きしめ、背中を触りながら「君は何もわかっていない」と突き放す……というストーリー。「マウスと人と。ある主婦の場合」編、「マウスと人と。あるサラリーマンの場合」編も順次、放送予定。

　獅童さんは、マウスのかぶり物とネズミ色のセットアップスーツにこだわり、数十パターンの試着と調整を重ねたという。かぶり物は顔のラインとのフィット感を生み出すためミリ単位でサイズを調整したという。