俳優の本木雅弘さんと義理の母で女優の樹木希林さんが3日、東京都内で行われた映画「永い言い訳」(西川美和監督、14日公開)の試写会でトークショーを行った。本木さんは「樹木さんはたびたび私たちが住んでいる階に片付けだけをしに来る」と明かすと、「実にいいコンビなんですよ。私が(食器を)洗っていると端から上手に拭いていく」とにっこり。さらに西川監督が「(役として)初めて洗濯物をたたむシーンがあるんですけど、そこを不器用そうにやるのが難しそうだった」と本木さんの主夫としての手際のよさに言及すると、本木さんは「毎回じゃないですけど、娘の下着もたたんだりしますね」と明かし、周囲を感心させていた。
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「永い言い訳」は、直木賞候補に選ばれた西川監督の同名小説が原作。人気作家・津村啓こと衣笠幸夫(本木さん)は、妻・夏子(深津絵里さん)が親友のゆき(堀内敬子さん)と旅先で不慮の事故に遭い亡くなったと知らせを受ける。その時、不倫相手と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。そんなある日、ゆきの夫でトラック運転手の陽一(竹原ピストルさん)とその子供たちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出ることにする……というストーリー。 池松壮亮さん、黒木華さんらも出演する。10月14日公開。
樹木さんは「(本木さんの)義理の母親をやらせていただいています」とおどけると、イベントの共演者が自分になったことについて「よほど友人がいないんじゃないか」と本木さんを心配する一幕も。さらに樹木さんは「永い言い訳」というタイトルに絡めて「(本木さんに)ピッタリ。相手の気持ちを考えない、“永い言い訳”をする。そういう人なんで」と本木さんをイジっていた。
また樹木さんは、内田裕也さんと自分を比べ「表向きは向こうが破天荒で、私が尽くしているってなっているけど、破れ具合は私の方がすごい」と話し、会場を沸かせると、すかさず本木さんが「ゲリラですね」と突っ込みを入れていた。
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