ビートたけし:テレ東ドラマ初主演 “監獄の守り神”役に「少し緊張」

ビートたけしさんが主演する「破獄」のワンシーン(C)テレビ東京
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ビートたけしさんが主演する「破獄」のワンシーン(C)テレビ東京

 タレントのビートたけしさんが、テレビ東京のスペシャルドラマ「破獄」で主演を務めることが24日、明らかになった。同局のドラマ初出演で、脱獄阻止のエキスパートで“監獄の守り神”として絶対的自信を持つ看守部長・浦田進を演じるたけしさんは、「いつものように監督に言われた通り、精いっぱい演じるつもりでいますが、『破獄』という物語は、『生きる』という深いテーマ性がある作品なので、うまく演じきれるか少し緊張しています」と心境を明かしている。

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 吉村昭さんの同名小説(新潮文庫)を30年ぶりにドラマ化した今作は、脱獄阻止のエキスパートの浦田と、緻密な計画と大胆な行動力、無尽蔵の体力を武器に犯罪史上未曾有(みぞう)の脱獄を繰り返した無期懲役囚との奇妙な共生関係を通して、「命とは何か」「生きるとは何か」「人と人の絆とは何か」を描く、脱獄&追跡エンターテインメント。

 昭和17年、関東大震災で妻子を亡くし、生きる張り合いを失った東京・小菅刑務所の看守部長の浦田は、かつて小菅刑務所にいて自らには従順だった無期懲役囚・佐久間清太郎が秋田で脱獄したことを知る。それから3カ月後、突然、浦田の家を訪ねてきた佐久間は、人間扱いしない秋田の看守を訴えてほしいと訴えるが、浦田は隙を突いて通報。佐久間は網走刑務所に収監されることになる。だが、浦田も網走の看守長として転任することが決まり、佐久間との長い戦いが幕を開ける……というストーリー。

 監督は映画「白夜行」「神様のカルテ」シリーズなどで知られる深川栄洋監督、脚本を「夏目漱石の妻」などの池端俊策さんが担当。2017年中に放送予定。

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