朝ドラ「ばけばけ」特集 小泉八雲の妻・小泉セツがモデル 2025年度後期放送 あらすじ・反響&感想(ネタバレあり)・キャスト・関連ニュース

2025年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」の特集ページ。松江の没落士族の娘で、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツがモデルとなる。あらすじ・反響&感想(ネタバレあり)・キャスト・関連ニュースを掲載しています。

 ◇朝ドラ「ばけばけ」のあらすじ

 NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」は、2025年度後期に放送される連続ドラマ。松江の没落士族の娘で、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツがモデルとなる。

 外国人の夫と共に「怪談」を愛し、西洋化が進む明治の日本で埋もれてきた「名もなき人々」に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語となる。小泉セツをモデルとした主人公の松野トキ役、相手役となる外国人英語教師の役はいずれもオーディションで決定する。

 小泉セツは、松江藩家臣の小泉家の次女として生まれる。没落した家を支えるため11歳から織子として働く。1886年に結婚するも、1年で夫は出奔。その後、松江に英語教師として赴任してきたラフカディオ・ハーンのもとで住み込みで働くようになり、当時珍しかった国際結婚をする。再話文学の語り手として、ハーンの著作に大きく寄与した。

 ラフカディオ・ハーンは、ギリシャ生まれのアイルランド人。米国でジャーナリストとなった後、1890年に来日。松江に英語教師として赴任する。その後、熊本五高、東京帝国大学、早稲田大学でも教べんをとる。1896年、小泉セツと結婚、日本に帰化し、小泉八雲を名乗る。

 脚本は、NHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」やWOWOWの「撮休シリーズ」などをてがけたふじきみつ彦さんが担当。

 ◇朝ドラ「ばけばけ」放送はいつ?

 2025年度後期にNHKで放送。

 ◇朝ドラ「ばけばけ」のキャスト

 小泉セツをモデルとした主人公の松野トキ役、相手役となる外国人英語教師の役はいずれもオーディションで決定

 ◇朝ドラ「ばけばけ」脚本はふじきみつ彦 「何も起きない物語を書いています」

ふじきみつ彦さん
ふじきみつ彦さん

 2025年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)が、「ばけばけ」に決定したことが6月12日、明らかになった。脚本を担当するのは、NHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」やWOWOWの「撮休シリーズ」などをてがけたふじきみつ彦さん。ふじきさんは「何も起きない物語を書いています」と物語の構成について語った。

 ふじきさんは「人生、光もあれば影もあると言いますが、人生って光でも影でもないところがほとんどだなぁというのが僕の実感です。キラキラしているわけではないけど影というほど暗くもない、取り立てて人に話すほどでもない他愛もない時間。そんな光でも影でもない部分に光を当てる朝ドラを書いてみたい。今回のモデルである小泉セツさんのことを知ってそういう考えに至りました」と経緯を説明。

 続けて「セツさんは特別なことを成し遂げたりとてつもない夢を叶えたりした人ではありません。少し変わった、しかし何気ない日常を送った、言ってみれば普通の人かもしれません。だけど、だからこそ愛おしいのです。『夢は○○だけん!(島根言葉)』なんて一度も叫ばない朝ドラですが、好きになってもらえたらうれしいです」とコメントした。

 橋爪國臣プロデューサーは「ヒロイン・松野トキは、夢を宣言し、がむしゃらに追いかけるヒロインではありません。時代の中で取り残されたり、大勢の意見の中で埋もれていったりする人々に光を当て、尊重し、共に生き抜いていく、そんなドラマを作りたいと思っていました」と語った。

 ◇朝ドラ「ばけばけ」のスタッフ

 脚本:ふじきみつ彦

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