良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の佐野史郎さんが、高石あかりさん主演の2025年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」に出演することが3月4日、明らかになった。佐野さんは、島根県知事の江藤を演じる。佐野さんが朝ドラに出演するのは初めて。
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佐野さん演じる江藤は、島根をこよなく愛し、島根を日本が誇る一流の県へ押し上げようと情熱を燃やす知事。これからの時代を担う若者たちには英語教育の充実が不可欠だと考え、本場の外国人教師を求めていた。県の未来を切り開くべく、ヘブン(トミー・バストウさん)を島根に招く。
島根県松江市出身の佐野さんは「島根県知事役をとお声がけいただきワクワクするのと同時に、松江出身の俳優として責任の重さを感じています。松江では“ヘルンさん”と親しまれている小泉八雲とセツの二人を引き合わせた水先案内人でもあるのですから。当時の知事であった籠手田安定は、前任が彦根の知事にあたる役職で彦根城を解体から守った人物。朝ドラ出演は初めてですが、大河ドラマ『西郷どん』で彦根藩主、井伊直弼を務めたことも思い返され、浅からぬ因縁を感じています」とコメントを寄せた。
制作統括の橋爪國臣さんは「島根県知事・江藤は、島根を代表する俳優である佐野史郎さんに出演していただけることになりました。佐野さんは、これまで小泉八雲の朗読を長年ライフワークとして続けてこられ、誰よりも八雲への愛をもっていらっしゃいます。意外なことに、朝ドラは初めてご出演だそうです。きっとセツと八雲が引き寄せてくれた縁なのだと思います。ヘブンを松江に呼び、郷土を愛する知事を、惜しみなく演じていただけると思っています」と語っている。
「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘で、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツがモデル。外国人の夫と共に「怪談」を愛し、西洋化が進む明治の日本で埋もれてきた「名もなき人々」に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語となる。脚本は、NHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」やWOWOWの「撮休シリーズ」などを手がけたふじきみつ彦さんが担当する。
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