注目ドラマ紹介:「桜からの手紙」 AKBメンバー総出演の学園ドラマ 9夜連続放送

連続ドラマ「桜からの手紙~AKB48 それぞれの卒業物語~」(日本テレビ系)
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連続ドラマ「桜からの手紙~AKB48 それぞれの卒業物語~」(日本テレビ系)

 大島優子さん、前田敦子さんをはじめとする人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーが総出演する連続ドラマ「桜からの手紙~AKB48 それぞれの卒業物語~」(日本テレビ系)が2月26日から放送される。3月6日まで9日間連続で全17話放送という異例の編成体制で、さまざまな企画も盛り込まれた意欲作だ。

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 ドラマは「卒業」をテーマに、メンバーが多感な少女を演じる全17話のショートストーリー。桜の木の世話ばかりして生徒たちからも人気のない3年C組の担任の前田幸次(上川隆也さん)は、ある日生徒たちに「僕の余命はあと3カ月です」と告白し、生徒一人一人に手紙を渡す。突然の行動に戸惑う生徒たちだったが……。AKB48プロデューサーの秋元康さんが企画・原案を手がけ、「佐賀のがばいばあちゃん」などを手がけた旺季志ずかさんが脚本を担当。多感な少女たちの青春を描き出す。主題歌は16日に発売された新曲「桜の木になろう」で、AKB48のさまざまな楽曲も劇中の挿入歌として採用される。

 メンバーはいずれも実名で出演。ラクロスか医学部受験で悩む大島優子さん、オシャレで男を手玉にとるが誰にも言えない秘密を持つ板野友美さん、妊娠が発覚してしまう小嶋陽菜さん、リストカットを繰り返す柏木由紀さん、男を毛嫌いして2人の世界を作る渡辺麻友さんと宮澤佐江さん、自分が養子である事実を知った高橋みなみさん、そして前田先生の一人娘、前田敦子さんと、人気メンバーたちがさまざまな少女を演じ、篠田麻里子さんは副担任として生徒たちを見守る。

 さまざまな企画が盛り込まれているのもポイント。AR(拡張現実)技術を活用し、スマートフォン上でメンバーを表示させたり、3月5日深夜1時から5分間は、日本テレビの二つのデジタルチャンネル(41Ch、42Ch)で同ドラマのスピンオフ番組を放送。41Chは大島さん、42Chは板野さんが登場する予定だ。またデータ放送では、好きなAKB48のメンバーが大きく表示された画面を設定できるほか、視聴した話数に応じたスタンプラリーを展開。スタンプをためると、専用ケータイサイトでドラマ撮影中のオフショット映像を視聴できる。さらに、スタンプをすべて集めると抽選で480人限定で、最終話(3月6日)のデータ放送画面上に名前が表示される予定だ。

 各話約10分の短編だが、2月26日放送の第1話は30分、最終話となる3月6日放送の第17話は60分に延長される。(毎日新聞デジタル)

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