人気グループ「V6」の岡田准一さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の21日放送の最終回「乱世ここに終わる」の平均視聴率が17.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが分かった。初回から最終回までの50回の期間平均視聴率(同)は15.8%だった。
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またドラマの舞台となった、九州地区(北部九州)は期間平均視聴率が20.8%(ビデオリサーチ調べ)、関西地区は期間平均視聴率が18.2%(同)だった。
ドラマは、初回(1月5日放送)は平均視聴率18.9%(同)を記録したものの、5月には一時12%台まで数字を落とした。しかし、6月15日放送の第24回で17.5%(同)を記録し、“中国大返し”が描かれた7月20日放送の第29回には番組最高となる19.4%(同)を記録するなど“V字回復”を果たしたことも話題になった。
「軍師官兵衛」は、戦国時代末期に“天才軍師”と称され、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑に重用され、九州・福岡藩52万石の礎を築いた黒田官兵衛を主人公としたドラマ。最終回「乱世ここに終わる」では、関ケ原の戦いで官兵衛(岡田さん)の息子・長政(松坂桃李さん)が活躍する様子や、官兵衛が九州の大半を手に入れるなど、歴史が大きく動いた瞬間、官兵衛の最期が描かれた。
番組の制作統括を務めた同局の中村高志チーフプロデューサーは「ハラハラ、ワクワクして画面にくぎ付けになる。王道の大河ドラマの復権を目標に、全50回をお届けしました。黒田官兵衛の波乱万丈の生涯を岡田准一さんが見事に演じ抜き、超一流のキャストが支え、素晴らしいハーモニーが生まれ、視聴者の皆様に楽しんでいただけるドラマを作ることができたのではないかと思っています」とコメントを寄せている。
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