俳優の高橋克典さんが14日、テレビ朝日本社で行われた同局の連続ドラマ「京都人情捜査ファイル」の制作発表会見に共演者とともに登場した。高橋さんは、部下を演じる高部あいさんから「すごく温かくてとてもすばらしい方」と尊敬される一方、「お父さんのよう」と例えられると苦笑いを浮かべていた。
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この日は、出演者の松下由樹さん、松平健さん、尾美としのりさん、鈴木貴之さん、渡辺邦斗さん、石丸謙二郎さんも出席した。
高橋さんについて、石丸さんは「男が見てもかっこいい。ずるい!」、松平さんは「とてもさわやかで男っぽくて正義感に満ちあふれている印象」と話すなど共演者は一同に称賛。終始照れ笑いを浮かべていた高橋さんだが、高部さんから「役柄が人情深くて温かくてお父さんのような存在。克典さん自体もすごく温かくてとてもすばらしい方なので、撮影以外でもお父さんのように一緒に過ごさせていただいています」の言葉には、複雑な表情だった。
ドラマは、凶悪事件の被害者や遺族のサポートやケアを行うために実在する警察組織「犯罪被害者支援室」を舞台に、通常捜査では見落としてしまいそうな事件の別の側面や、被害者の心情を描くヒューマン警官物語。高橋さんは同支援室の警官を演じ、松下さんが同支援室の室長、松平さんが警務部長を演じる。30日から毎週木曜午後8時に放送。
撮影はすべて京都で行われることから、長年時代劇に出演し、京都に詳しい松平さんが「私がいたころとはまた違っていますが、みんなで一緒に会合が持てたらいいなと思っています」と話すと、共演者一同は頭をペコリ。高橋さんは「どんなところに連れて行ってくれるのか全く想像できないですね」と期待していた。
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