清水翔太:憧れの場所もいまや通過点 初の大阪城ホール公演24日放送

24日に初の大阪城ホール公演が放送される清水翔太さん
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24日に初の大阪城ホール公演が放送される清水翔太さん

 歌手の清水翔太さんが、大阪城ホール(大阪市中央区)で9月21日に行ったライブの模様がWOWOWで24日に放送される。6月にスタートし、全国20カ所21公演で約5万人を動員した全国ツアー「清水翔太 LIVE TOUR 2015」のファイナルとして、初めて大阪城ホールのステージに立った清水さんにライブの感想などを聞いた。

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 清水さんは今年2月、初のベストアルバム「ALL SINGLES BEST」をリリースし、2008年のメジャーデビューから7年間のアーティスト活動を総括。自身の名前を冠した今回のツアーもこれまでのキャリアの「総決算にしたい」という思いがあったという。清水さんは「初めて僕のライブを見にきてくれた方にもしっかりと満足してもらえるような内容だったと思うし、コアなファンにも意外性のあるステージを見せることができた」と胸を張る。

 そんな清水さんがツアーファイナルに選んだのは大阪城ホール。大阪出身で10代の頃からライブを見に何度も足を運んだ清水さんにとって、まさに「憧れのステージ」。実際に立ってみて「思っていたよりも小さく感じた」という清水さんは、「僕がまだ10代で、ライブを見にいっていた頃はほんとバカでかいイメージしかなかったんだけど、でも武道館とか経て見てみると、恐ろしいほどのでかさは感じなかった」といい、「そこは自分の7年間の歩みがあってこその感情というか。小さく感じたのは、ここでライブをやれるだけの経験をちゃんと積んでこれたんだなって」としみじみと語る。

 一方で清水さんは、ライブ中ずっと「特別な緊張感があった」とも告白。「緊張は毎回するんですけど、何曲目になっても消えなくて。緊張が続くと『歌詞を間違えるんじゃないか』とか、『この次に何をするんだっけ』とか、注意力が散漫になるから、その部分の怖さはあった」と明かしつつ「ただその分、すごく新鮮に感じることができたかな」と笑顔を見せた。

 さらに清水さんは「大阪城のステージに立ってみて感じたのは、ここも『通過点にしたいな』ってこと、ゴールじゃなくて」と振り返ると、最後に「まだまだ自分の音楽性を100パー(%)出しているわけじゃないので、そこはしっかりと出しつつ、ここからまたゼロからと思ってやっていきたい」と前を向いた。
 
 番組「清水翔太 LIVE TOUR 2015 in 大阪城ホール」は、WOWOWライブで24日午後5時に放送。

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