浮浪雲:連載42年で大台 1000回到達へ

4日発売の「ビッグコミックオリジナル」2号で1000回を迎えるジョージ秋山さんのマンガ「浮浪雲」(写真はコミックス最新巻)
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4日発売の「ビッグコミックオリジナル」2号で1000回を迎えるジョージ秋山さんのマンガ「浮浪雲」(写真はコミックス最新巻)

 幕末を自由に生きる遊び人の人生を描いたジョージ秋山さんのマンガ「浮浪雲(はぐれぐも)」が、あす4日発売の「ビッグコミックオリジナル」2号で1000回を迎える。連載42年での大台到達となる。

ウナギノボリ

 「浮浪雲」は、幕末の品川宿を舞台に、物事に執着せず、ひょうひょうと生きる問屋場の頭・浮浪雲と、彼と関わる人々の生き様を描いたマンガ。子供の教育や夫婦の問題、異性のくどき方など、多彩なテーマを扱っている。「ビッグコミックオリジナル」が創刊された1972年の1年後となる1973年12月から連載が始まり、第24回の「小学館漫画賞」を受賞した。コミックスは累計750万部を発行しており、78年に渡哲也さん、90年にビートたけしさん主演でドラマ化。82年には故・山城新伍さんらが声優を務めた劇場版アニメも製作された。

 2号では、連載1000回を記念して、ジョージ作品の名セリフを集めた特集企画「ジョージ秋山 千の魂」を掲載する。

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