松岡茉優：イメージは爽やか！　でも実は…　NHKドラマ「水族館ガール」で主演

　女優の松岡茉優さんが20日、東京・渋谷のNHKで行われた連続ドラマ「水族館ガール」の会見に登場。主人公の嶋由香を演じている松岡さんは、第1話の試写を終えると「撮影ではとても未熟で、いつも情けないなって思う毎日なんですが、尊敬する先輩方であったり、信頼するスタッフさんとこんな感じ作っています」と話し、「1話を拝見して、すごく爽やかで。私はいつも“爽やかなイメージ”って思っていただけるんですけど、実は根暗。すごくネガティブなことばかり考えているので、私みたいなネガティブな人間が、ああいう（主人公の）由香ちゃんみたいな爽やかな人に元気をもらえるようなドラマになっていたらうれしいなって」とドラマをアピールした。

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　「水族館ガール」は、木宮条太郎さんの小説が原作で、大手商社から系列のはまかぜ水族館に異動した嶋由香（松岡さん）が、生き物と悪戦苦闘しながら成長していく姿を描く。桐谷健太さんが由香の先輩・梶良平、お笑いコンビ「ハライチ」の澤部佑さんがオタクで無口な今田修太、西田尚美さんが姉御（あねご）肌の吉崎一子を演じるほか、水族館の館長・内海良太郎役で伊東四朗さんが出演している。

　会見には桐谷さんと伊東さんも登場。最初は由香に冷たく当たる役どころの桐谷さんは、「（松岡さんに）『バカ』って言いまくっているんですが、でもその『バカ』のニュアンスはだんだんと丸みを帯びていっていて、『お前のここが好きなんだよ』って意味が含まれていく」と明かすと、「プライベートで人を罵倒することもないので、役者冥利（みょうり）に尽きますね」とニヤリ。一方、松岡さんは「（桐谷さんの）優しい『バカ』に泣きそうになった。怒鳴られているけど、愛を感じて……。うれしくて泣きそうになりました」と明かし、桐谷さんを照れさせていた。ドラマは、6月17日からNHK総合で毎週金曜午後10時に放送。全7回。