魔夜峰央:「パタリロ!」作者の初の自伝的エッセー 転身や“冬の時代”を赤裸々に

魔夜峰央さんの自伝的エッセー「スピリチュアル漫画家!」の表紙
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魔夜峰央さんの自伝的エッセー「スピリチュアル漫画家!」の表紙

 「パタリロ!」などで知られるマンガ家の魔夜峰央(まや・みねお)さんの自伝的エッセー「スピリチュアル漫画家!」(PHP研究所)が7月22日に発売されることが分かった。

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 魔夜さんのエッセーが発売されるのは初めてで、スピリチュアルをテーマに、雪国での生い立ち、マンガ家デビュー、ホラーからギャグマンガ家への転身、自身が“冬の時代”と呼ぶ長い苦難の時期などを赤裸々に語る。また、復刊されたことも話題の「翔んで埼玉」への思いを明かすほか、巻末付録として「パタリロ!」第129話で“守護霊マンガ”とも呼ばれる「龍王無尽」が掲載される。四六判176ページで、価格は1100円(税抜き)。

 魔夜さんは1973年に「デラックスマーガレット」(集英社)でデビュー。デビュー以来、オカルト、ホラーやミステリー調のシリアス路線の作品が多かったが、ギャグ路線に変更。代表作「パタリロ!」は78年から連載が続く長寿作となっている。

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