「真夜中の弥次さん喜多さん」などで知られるマンガ家のしりあがり寿さんが14日、東京都内で行われた「文化庁メディア芸術祭 20周年企画展-変える力」記者発表会に登場し、ライブペインティングを披露した。ライブペインティングは10分の間に「文化庁メディア芸術祭の受賞作品をどれだけ描けるか?」をテーマに行われ、しりあがり寿さんは「魔法少女まどか☆マギカ」の鹿目まどかをはじめ、「ジョジョの奇妙な冒険」「時をかける少女」「サマーウォーズ」「もののけ姫」といった人気アニメ、マンガのキャラクターを、墨と筆を使って次々と描き上げ、笑いと喝采を浴びた。
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「文化庁メディア芸術祭」はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルで1997年にスタートした。
「20周年企画展-変える力」は、メディア芸術祭の20周年を記念して開催される。「変化」をキーワードに、過去に審査委員を務めた愛知県立芸術大学の関口敦仁教授(アート部門)、編集者でクリエーティブディレクターの伊藤ガビンさん(エンターテインメント部門)、アニメ特撮研究家の氷川竜介さん(アニメーション部門)、東京工芸大学の伊藤剛教授(マンガ部門)の4人の監修者によって選ばれた、歴代の受賞・審査委員会推薦作品の展示や上映などを行い、変容し続けるメディア芸術の多様な表現を紹介していく。アーツ千代田 3331(東京都・千代田区)を中心に10月15日~11月6日に開催される。
記者会見には、アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督、マンガ家の里中満智子さんらも企画展の実行委員として出席した。
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