今週の真田丸:第29回「異変」 春が信繁の正室に 秀吉、衰える

「真田丸」の第29回「異変」の一場面=NHK提供
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「真田丸」の第29回「異変」の一場面=NHK提供

 俳優の堺雅人さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」の24日放送の第29回「異変」では、信繁(堺さん)が秀吉(小日向文世さん)の肝いりで、大谷吉継(片岡愛之助さん)の娘・春(松岡茉優さん)を正室に迎える。また、秀吉の老いは誰の目にも明らかなほど進行し、豊臣政権の存続が危ぶまれる。

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 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・信繁を演じており、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけている。

 17日放送の第28回「受難」は、関白・秀次(新納慎也さん)が出奔するという前代未聞の事態が起こり、追い詰められた秀次は自ら命を絶つ……という展開だった。

 第29回「異変」では、信繁と春の祝言、秀吉が老いていく姿が描かれる。信繁の正室となった春の人柄のよさは、きり(長澤まさみさん)も魅了する。信繁の兄・信幸(大泉洋さん)にも稲(吉田羊さん)、こう(長野里美さん)のそれぞれとの間に子供ができ、真田家は幸せに包まれる。

 一方で、秀吉の老いは誰の目にも明らかなほど進行する。信繁は、豊臣政権の存続のために、秀吉が衰えていることを隠そうとする。可愛らしい登場シーンも話題になった春を演じる松岡さん、衰えていく秀吉を演じる小日向さんの演技にも注目だ。大河ドラマ「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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