女優の大島優子さんが22日、東京都内で行われた映画「真田十勇士」(堤幸彦監督)の初日舞台あいさつに登場した。主演の中村勘九郎さんをはじめ、松坂桃李さん、永山絢斗さん、加藤雅也さんら豪華キャストが居並ぶ中、「秘めた思いを抱く魅力的な人物」を聞かれると、思わせぶりに時間をかけたのち、紅一点の大竹しのぶさんを指名して、男性陣をがっかりさせた。
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大島さんは、大竹さんに「撮影でご一緒できて、すごく幸せな時間でした」と告白。「目の前で寝ていらっしゃることが多くて、大竹さんの寝顔をずっと観察している時間がすごく楽しかったです」と大竹さんへの“恋心”を明かして、大竹さんを「そんな褒め方あるんだ……」と笑わせた。
一方、大島さんの愛の告白を期待して、じっと待っていた男性陣はショックの表情。松坂さんは「我々はドキドキしっぱなしだったんですけど……」と唇をとがらせ、勘九郎さんは「(自身の役柄である)猿飛佐助は、見ていただいたら分かる通り、(大島さんの)眼中にはないですからね」と自分を納得させていた。
「真田十勇士」は、堤監督が手がけて2014年に上演された同名舞台を映画化。天下の名将と名高い真田幸村が実は腰抜けの武将だったという設定で、幸村を本物の立派な武将に仕立てるため、猿飛佐助が大ばくちに打って出る……というストーリー。映画公開の同時期に、勘九郎さん主演で舞台も上演されている。
舞台あいさつには、高橋光臣さん、石垣佑磨さん、駿河太郎さん、村井良大さん、荒井敦史さん、望月歩さん、青木健さん、堤監督も登場した。
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