アニメジャパン2017：184社が出展、過去最大規模に　海外向け入場券販売も

　2017年3月23日〜26日、東京ビッグサイト（東京都江東区）で開かれる国内最大級のアニメ展示会「AnimeJapan（アニメジャパン）2017」に、前年の174社を上回る184社が出展、過去最大規模になることが15日、明らかになった。来場者は前年の13万5000人を上回る14万人を見込んでいる。

ウナギノボリ

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　アニメジャパンは、東京都が実質的に開催していた「東京国際アニメフェア（TAF）」と、一部のアニメ関連企業が中心となった「アニメコンテンツエキスポ（ACE）」が14年に集結したイベント。

　23、24日の両日は、会議棟レセプションホールでビジネスデーを開催。従来1日だったものが拡大され、法人を対象にアニメビジネス初心者へ向けてのセミナーも開催するなどアニメビジネスの促進を図る。

　メインとなるイベントは25、26日の両日、東館1〜8ホールで開かれ、新設された東7、8ホールも利用するため、開催面積は前年比約3割増となる。ステージイベントは、「刀剣乱舞」や「進撃の巨人」「ご注文はうさぎですか？？」などを中心に全51のステージが開催予定。人気の伝統工芸とアニメのコラボグッズでは「ユーリ！！！ on ICE」を使った波佐見焼（長崎県）のフリーカップなどが紹介され、大ヒットした劇場版アニメ「君の名は。」に登場した組紐（ひも）づくりも体験できる。

　未就学児と保護者限定の無料イベントの「ファミリーアニメフェスタ2017」も開かれ、ベビーカー置き場や授乳室も設置される。入場料は中学生以上2200円（前売り券1800円）で、小学生以下は無料、今回から海外販売も行う。