「借りぐらしのアリエッティ」などの米林宏昌監督の新作劇場版アニメ「メアリと魔女の花」(7月8日公開)に、女優の天海祐希さん、大竹しのぶさん、満島ひかりさん、俳優の小日向文世さんが出演することが13日、明らかになった。さらに、新予告編も公開された。
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「メアリと魔女の花」は、英国の女流作家メアリー・スチュアートさんが1971年に出版した児童文学「The Little Broomstick」が原作。背が低く、クセ毛に赤毛にそばかすの平凡な11歳の少女メアリが、ひょんなことから奇想天外な大冒険に巻き込まれ、勇気を持って前に進む姿を描いている。
天海さんは、メアリが迷い込む魔法世界の最高学府エンドア大学校長のマダム・マンブルチューク、小日向さんは科学者のドクター・デイ、満島さんは魔女の国から禁断の花を盗み出した赤毛の魔女、大竹さんはメアリの大おばのシャーロットをそれぞれ演じる。また、佐藤二朗さん、渡辺えりさんも出演。佐藤さんは大学のほうきの番人のフラナガン役、渡辺さんはメアリが住む赤い館のお手伝いのバンクス役を務める。
天海さんは「米林監督の作品にお声をかけていただき、とても光栄に思っています。監督の思い描く『メアリと魔女の花』の世界に寄り添えるようにしっかりと演じたい」と意気込み。アニメ声優初挑戦の小日向さんは「この年になって初めてアニメーションの声に挑戦できる事をとても楽しみにしています。(ドクター・デイの)見た目のキャラクターが、とても面白くてうれしくなりました」と話している。
満島さんは「小さい頃は自分の声が好きじゃありませんでしたが、音楽やお芝居でたくさんの人の色んな声と出会って、言葉に音を乗せるのが好きになりました。魅力的な共演者の皆さんとの声での共演、とても楽しみ」とコメント。米林監督の作品に2度目の出演となる大竹さんは「米林監督の繊細で美しい映像に、また参加できる喜びでいっぱいです。シャーロット大おばさまの包み込むような優しさを表現出来るように頑張ります」とメッセージを寄せている。
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