タレントの柳沢慎吾さんが30日、東京都内で行われた映画「猿の惑星」シリーズの最新作「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」(マット・リーヴス監督、10月13日公開予定)公開アフレコイベントに登場。イベント後の取材で、同映画がシリーズの最終章だと聞くと「最後? 何で『あばよ!』って(アドリブを)入れなかったんだろう。言っちゃえば良かった……」と悔しがって笑わせていた。
ウナギノボリ
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映画は、カリスマ的な主人公の猿のシーザーが、最愛の家族を殺害され、敵の軍隊を統率する冷酷非情なリーダーの大佐への憎悪に駆られ、大勢の仲間を新たな隠れ場所へと向かわせて、自らは復讐(ふくしゅう)の旅に出る……という内容。柳沢さんが演じたユーモアと知性を秘めた動物園出身の「バッド・エイプ」は、人間の物資を盗んで生きている奇妙なチンパンジーで、シーザーに大佐の居場所を道案内するという重要な役どころだった。
柳沢さんは「ちょっとあごを突き出す感じで『アウッアウッ』。動きから入ると役に入っていける」とノリノリで、リアルなチンパンジーの鳴きまねを披露、演じたバッド・エイプについては「小学校のころの自分とよく似てるのよ。可愛いのよ、目がクリクリしていて、いとおしい」と気に入っている様子だったが、吹き替えの収録の際は「シーザーに向かって、眉間にシワを寄せて『バッド・エイプ!』と名乗るシーンは、テイク11までとった」といい、「すんごい大変でした」と振り返っていた。
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