中条あやみさん主演の実写映画「3D彼女 リアルガール」(英勉=はなぶさ・つとむ=監督、9月14日公開)のワールドプレミア上映が25日、中国・上海で開催された「第21回上海国際映画祭」で行われた。プレミア上映には、中条さん、共演の佐野勇斗さん、英監督が出席。上映後に3人がステージに姿を現すと、観客からは大歓声が起こった。
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映画は、同映画祭の「上海・日本映画週間」のクロージング作品として招待された。中条さんらは、観客と共に映画を鑑賞。上映後に大歓声が送られると、中条さんは「初めてご覧いただいたお客さんなので、どういう反応をしていただけるかと不安だったんですけれど、所々笑っていただいたり、鼻をすすっている音が聞こえたり、最後には拍手もいただいて。すごくうれしかったです。まずはホッとしました」と喜びと安堵(あんど)の気持ちを語った。
佐野さんは、「こうやってお客さんと一緒に映画を見させてもらうのは初めてだったのですが、僕のふざけているシーンで皆さんが大声で笑ってくださっていて本当に安心しました。自画自賛になってしまいますが、自分で見ていてもめっちゃ面白かったです。今日見ていただいた方にはいろんな人にこの映画を勧めていただきたいと思います!」と思いを語った。また、英監督は「今日ここで見ていただいたことをすごくうれしく思っています。愛してます! この後みんなで飲みに行こう!(笑い)」と喜びを表現した。
撮影中は、キャスト同士の仲がとても良かったといい、中条さんは「みんなでキャンプに行って、バーベキューをしたりする場面があるのですが、ミツヤくん(清水尋也さん)とありさちゃん(恒松祐里さん)がバギーに乗るシーンがあって。そのバギーにみんな乗りたくて、交代に乗って遊んでいたら、遊びすぎて大人の方々に本当に怒られてしまいました」と笑顔で明かした。
続けて、佐野さんは「僕が好きなのは、仲間外れにされてしまったミツヤを(自身が演じる)筒井が呼ぶシーンです。ミツヤがすごく面白くて。学校の中でやんちゃな彼が、野菜を優しく扱うこのシーンは、実は清水君のアドリブです。本当に楽しかったです」と語った。
最後に、中条さんは「上海でも上映がされたら、何度でも見ていただきたいです」とアピール。佐野さんも「僕が演じた筒井は、アニメ・2二次元に目を向けて生きていて、はじめは何もできない男の子だったのですが、(中条さんが演じた)色葉たちから魔法をかけられて(影響を受けて)、すてきな男性になれました。この作品は勇気がない時に見たら、一歩歩みだせるような元気が出る作品になっています。中国中に『3D彼女』のマジックがかかればいいなと思っています!」と呼びかけた。
映画は、女性向けマンガ雑誌「デザート」(講談社)で2011~16年に連載された那波マオさんのマンガが原作。アニメやゲームのバーチャルな世界を愛する男子高校生の筒井光(佐野さん)が、派手で男ぐせの悪い“リア充完璧超絶美少女”の五十嵐色葉(中条さん)から突然告白される……というストーリー。
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