Lynn:高杉真宙とアニメ「キミスイ」振り返り「とても尊い」

劇場版アニメ「君の膵臓をたべたい」の舞台あいさつに登場した(左から)「sumika」、高杉真宙さん、Lynnさん、藤井ゆきよさん、牛嶋新一郎監督
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劇場版アニメ「君の膵臓をたべたい」の舞台あいさつに登場した(左から)「sumika」、高杉真宙さん、Lynnさん、藤井ゆきよさん、牛嶋新一郎監督

 声優のLynnさんが8日、川崎チネチッタ(川崎市川崎区)で行われた劇場版アニメ「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」(キミスイ、牛嶋新一郎監督)の舞台あいさつに、主人公の「僕」を演じた俳優の高杉真宙さん、主題歌を担当した4人組ロックバンド「sumika」らと登場した。

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 Lynnさんは「sumika」の劇中歌「秘密」が流れる、自身が演じた桜良と「僕」の2人のシーンを振り返り、「全編通して穏やかな心というか、声の出し方として柔らかいお芝居になっていた。完成したシーンを見た時は映像と歌詞がリンクしていて、ここでこの幸せな状態で終わってほしい……と。その先が分かっているからこそ、その瞬間がとても尊い」と語っていた。

 高杉さんも同シーンについて「僕と桜良のハッピーエンドだと思ってやっていた。2人の距離感を近付けていく上で最大のシーン。映像を見た時の鳥肌がすごかった」と語った。舞台あいさつには、声優の藤井ゆきよさん、牛嶋監督も登場した。

 「君の膵臓をたべたい」は、住野よるさんの同名小説(双葉社)が原作で、クラスで目立たない存在の“僕”が、膵臓の病気を患うクラスメートの桜良が書いた闘病日記「共病文庫」を病院の待合室で偶然見つけたことから、次第に桜良との距離を縮め、一緒に過ごすようになる……というストーリー。

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