英雄たちの選択:今夜は徳川慶喜 「青天を衝け」草なぎ剛好演 “二心殿”と呼ばれた男、“最後の将軍”の実像

慶喜(慶応二年)/茨城県立歴史館蔵
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慶喜(慶応二年)/茨城県立歴史館蔵

 歴史を大きく変える決断をした英雄たちにスポットを当てるNHK・BSプレミアムの番組「英雄たちの選択」(水曜午後8時)。4月21日は、2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)で、草なぎ剛さんがひょうひょうとしていながら、どこかかげりのある演技を見せ、視聴者から高い関心を集めている、“最後の将軍”徳川慶喜を取り上げる。

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 この日の番組の副題は「“二心殿”と呼ばれた男 ~最後の将軍・徳川慶喜~」。慶喜は幕末動乱の時代のかじ取りを担った英雄だが、当時から“二心殿”と呼ばれるほど、実像が分かりにくい人物だった。開国を唱えたと思ったら、すぐに攘夷(じょうい)と意見を翻すなど、その言動はしばしば周囲を混乱させた。そんな慶喜に迫られた最大の選択。それが、一度はちゅうちょした将軍になることだった……。

 なぜ慶喜は将軍となり、自ら幕府を終わらせたのか。謎に満ちた“最後の将軍”の実像に迫る。

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