英雄たちの選択:清盛・頼朝と渡り合った“大天狗”後白河法皇の実像 なぜ院政を維持することができたのか

後白河法皇 木座像/長講堂 所蔵
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後白河法皇 木座像/長講堂 所蔵

 歴史を大きく変える決断をした英雄たちにスポットを当てるNHK・BSプレミアムの番組「英雄たちの選択」(水曜午後8時)。6月29日は、「“日本第一の大天狗(てんぐ)”後白河法皇」と題して放送される。

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 同局の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)で、西田敏行さんが演じて話題となった後白河法皇。貴族の世から武士の世へと移りゆく過渡期に、生き残りをかけ権謀術数の限りを尽くした、時の権力者だ。

 平清盛の後押しによって院政を敷き、清盛、木曽義仲、源義経と次々に武士の力を利用して、権力の座にとどまり続けた法皇を、頼朝は「日本第一の大天狗」と罵倒したが、その後、和解する。

 法皇は、なぜ平清盛・源頼朝と渡り合いながら、院政を維持することができたのか、その実像に迫る。

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