俳優の堤真一さんが5月26日、東京都内で開催された映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(江口カン監督、6月18日公開)のプレミアムイベントに、主演の岡田准一さんや江口監督と共に登場。堤さんは、共演した女優の平手友梨奈さんについて、「本当に素晴らしかった」と絶賛した。
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今作の見どころとなるのが、主人公・ファブル(岡田さん)の最大の敵・宇津帆(堤さん)と、車椅子の少女・ヒナコ(平手さん)の対峙(たいじ)シーン。堤さんは「あのシーンは、平手さんが変化する瞬間を、どういうふうにしたら出せるかと思い、(宇津帆を)演じました。平手さんが本当に素晴らしかったです」と振り返った。
同シーンは、江口監督が3回撮り直した“こだわりのシーン”だったといい、2回目は天候の問題だったが、3回目は平手さんのもう一段“超えたもの”を撮りたいという思いから撮り直した江口監督は、「堤さんが、平手さんを引き出そうと、いろいろな“なじり方”をしていただいたときに、すごいヒナコが出てきました。こっちが震えるようなお芝居が出てきました」と語っていた。イベントには、木村文乃さん、安藤政信さん、山本美月さんも登壇した。
「ザ・ファブル」は、南勝久さんの人気同名マンガが原作。伝説の殺し屋「ファブル」が、ボスからの命令で殺人を封印し、偽名で暮らすものの、平和な街を脅かす事件に巻き込まれていく。2019年に公開された実写映画第1作は激しいアクションシーンなどが話題となり、累計130万人以上を動員するヒット作となった。
続編となる本作は、表向きは子供を守るNPO代表、裏では緻密な計画で若者を殺す危険な男、宇津帆が、すご腕の殺し屋・鈴木(安藤さん)と共に、かつて弟を殺した因縁の敵ファブルへ復讐(ふくしゅう)をもくろむ……というストーリー。岡田さんがファイトコレオグラファー(振付師)として、アクション制作に初期段階から携わったことも話題となっている。
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