スーパーヒーロー戦記:8月7日にスタート、副音声ボイスドラマ&コメンタリーを先行体験 イマジン&キカイノイドと一緒に鑑賞できる! 新たな発見も

映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」の副音声ボイスドラマ・コメンタリーサービスの告知ビジュアル「スーパーヒーロー戦記」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映(C)2021 テレビ朝日・東映 AG・東映
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映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」の副音声ボイスドラマ・コメンタリーサービスの告知ビジュアル「スーパーヒーロー戦記」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映(C)2021 テレビ朝日・東映 AG・東映

 「仮面ライダーセイバー」と「機界戦隊ゼンカイジャー」(共にテレビ朝日系)の映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」(田崎竜太監督)が公開中だ。セイバー、ゼンカイザーをはじめ、歴代のスーパー戦隊と仮面ライダーがシリーズの垣根を越えて共闘することも話題の今作だが、8月7日から劇場では、新サービスとなる副音声ボイスドラマと、副音声コメンタリーも楽しめるようになる。サービス開始に先駆け、記者が実際に体験してみた。

ウナギノボリ

 「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」は、今年4月に放送開始50周年を迎えた仮面ライダーシリーズと、現在放送中の「機界戦隊ゼンカイジャー」で45作を数えるスーパー戦隊シリーズのダブルアニバーサリー作で、「ヒーロー誕生の秘密」に迫る内容だ。

 今回のボイスドラマとコメンタリーを楽しむためには、あらかじめ、スマートフォンで無料アプリ「HELLO!MOVIE」をダウンロードしておくことが必要。劇場でアプリを起動すると、映画の音声と連動して、ボイスドラマとコメンタリーを聴取できるようになる仕組みだ。ボイスドラマとコメンタリーのどちらを聴取するかは、自由に選択可能だが、共に全編を楽しむためには、2回映画を見なければならない。

 ボイスドラマは、映画に登場する「仮面ライダー電王」のイマジンたちと「機界戦隊ゼンカイジャー」のキカイノイドたちが、観客と同じ目線で客観的に自分たちが活躍する映画を鑑賞する……という内容になっている。映画の内容にツッコミを入れたり、自分たちの登場場面でアピールしたりと、イマジンとキカイノイドが作品を超えて思い思いに語り合う模様はファンにはたまらない。また、本編には登場していないイマジンのデネブも、ボイスドラマにのみ出演している。

 コメンタリーは、映画に「電王」のリュウタロス役で出演している鈴村健一さんと、「宇宙戦隊キュウレンジャー」のリュウコマンダー/ショウ・ロンポー役で出演している神谷浩史さんの“特撮好き”人気声優コンビによるラジオ番組「東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー」(文化放送、金曜深夜0時半)の出張版。仮面ライダーセイバー/神山飛羽真役の内藤秀一郎さんと、ゼンカイザー/五色田介人役の駒木根葵汰さん、今作の鍵を握る石ノ森章太郎役の鈴木福さんを迎えて、撮影秘話などを語り合う。

 話題の「30テーク以上を重ねたシーン」の裏側を知ることができるほか、思いが強すぎるあまりに、自身が出演していないシーンの現場にも行っていたという“大の特撮ファン”鈴木さんによる映画にちりばめられた小ネタの解説も。映画を一度見ただけでは気づかなかったような数々の“発見”がある内容となっている。

 記者自身、映画を見ながら副音声を聴くのは初めての体験で、体験前は「見ているものと聞こえている内容が違うので、内容が頭に入ってこないのでは……?」という懸念があったが、実際に体験してみると、コンテンツが映画とマッチしており、新鮮な驚きを感じた。

 ボイスドラマは、まるでイマジンとキカイノイドが自分の隣の席で一緒に映画を楽しんでいるような感覚を味わえたし、コメンタリーでは“キャスト目線”ならではの発見や裏話を楽しむことができた。まだ見ていない人はもちろんのこと、既に映画を見た人も新たな発見があるはずなので、ぜひ体験してほしい。

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