注目ドラマ紹介:「ムショぼけ」 北村有起哉が連ドラ初主演 元ヤクザが14年ぶりのシャバで奮闘

連続ドラマ「ムショぼけ」の場面写真=ABC提供
1 / 3
連続ドラマ「ムショぼけ」の場面写真=ABC提供

 俳優の北村有起哉さんが連続ドラマで初主演する「ムショぼけ」(ABC、日曜午後11時55分)が10月3日に始まる。北村さん扮(ふん)する、刑務所を出た元ヤクザが14年ぶりのシャバで奮闘する日々を描く。

ウナギノボリ

 原作は沖田臥竜さんの同名小説(小学館)で、映画「ヤクザと家族 The Family」チームの手掛ける任侠(にんきょう)コメディー。「ヤクザと家族 The Family」や映画「新聞記者」などの藤井道人監督がプロデュースする。

 舞台は兵庫・尼崎。北村さんは全編で関西弁を披露する。お笑いコンビ「コウテイ」の九条ジョーさんのほか、武田玲奈さん、松尾諭さん、木下ほうかさん、末成映薫さん、板尾創路さんらも出演する。

 第1話は……報奨金5000万円と自らの組をもたせてもらうことを条件に、敵対組長を襲撃したヤクザ・陣内宗介(北村さん)。しかし、刑務所暮らしが始まると報酬はほごにされ、組を破門され、妻に離婚届を突きつけられて全てを失う。

 14年後、晴れて出所した陣内は、カタギとして生きていくことを決意するが、ムショ暮らしの間に世は一変。レジ袋は有料、居酒屋は全面禁煙、スマホは使い方を覚えるだけで一苦労。ムショ暮らしで染みついた習性も抜けず、街中で奇妙な行動を取ってしまう。

 そんな陣内の前に、ムショ時代に世話になった刑務官の夜勤部長(板尾さん)が現れて……。

 放送後、「TVer(ティーバー)」「GYAO!(ギャオ)」で見逃し配信される。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事