俳優の菅田将暉さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」(月曜午後9時)第2話が1月17日に放送された。主人公の久能整(菅田さん)がいじめに関する持論を展開し、視聴者から「めちゃくちゃ納得」「なるほど」「すごく勉強になった」と反響を呼んだ。
ウナギノボリ
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整は「僕は常々思っているのですが、どうしていじめられてる方が逃げなきゃならないんでしょう。欧米の一部ではいじめてる方を病んでると判断するそうです。いじめなきゃいられないほど病んでる。だから隔離して、カウンセリングを受けさせて、癒やすべきだと考える」と話す。
「でも、日本は逆です。いじめられてる子に逃げ場を作って、何とかしようとする。でも、逃げると学校にも行けなくなって、損ばかりすることになる。DV(ドメスティックバイオレンス)もそうだけど、どうして被害者側に逃げさせるんだろう。病んでたり、迷惑だったり、恥ずかしくて問題があるのは加害者の方なのに」と語った。
さらに「例えば歩いてて、知らない人にいきなり殴られたら、すぐ周りに言うでしょう? それと同じように、先生や親に『あいつにいじめられたよ』って、『あいつ病んでるかもしれないから、カウンセリング受けさせてやってよ』って、みんなが簡単に言えるようになればいいと思う」「そういう考え方にみんながなればいいと思う」と願った。
SNSでは、整の言葉に「まさにその通りだと思った」と共感する声が続出。「励まされた気分になった」と勇気づけられる視聴者や、「整くんの言葉みんなに響いてほしい」と共に願う視聴者のコメントも見られた。
第2話では、バスジャックに遭った乗客の整たちが、そのまま屋敷に連れられ、監禁される。犯人の兄弟・犬堂ガロ(久保田悠来さん)と犬堂オトヤ(阿部亮平さん)は、自分たちの妹・犬堂愛珠(白石麻衣さん)が殺害され、その犯人を見つけ出すために事件を起こしたという。そこで、乗客たちに「これまで犯した一番重い罪」を告白させる。
淡路一平(森永悠希さん)は「子供の頃、駄菓子屋でしょっちゅう万引きしてたら店がつぶれちゃって…」と言い、「やれって言われたんだ。いつもやらされてた。いつもいじめられて。あの頃は今みたいに逃げていいよって誰も言ってくれなかった。逃げちゃダメだった」「本当はずっとずっと逃げたかったのに」と過去を明かし……と展開した。
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